こんばんは、ヤマネコです。
六年ほど前に両履きのスリッパ(サンダル)を買いました。
室内用の履き物を模索していたころで、試してみたものの一つです。
両履きというのは、前後両方から足が入れられるデザインのもの。
過去にもいくつか買ったことがあるのですが、それらはベランダや玄関先などで使う屋外用のサンダルで、室内用に購入したのは初めて(?)だったように思います。
実用性を考えたときに両履きというのはとても効率的。脱いだ後に向きを整えておく必要がないし、通気性もよくて蒸れません。経験上、素材やサイズなどによっても着用感が大きく変わるものなので、それを確認する目的で新たに選んだのがフルールでした。
(白のフルールの写真は2019年撮影のものです)
とはいえインテリア性やファッション性などを重視しているお宅の場合、スリッパとしての選択肢には入らないデザインかなと。私自身は承知のうえで試し始めたものの徐々に気になってしまい、しばらく使った後で活躍の場をベランダへと移していました。
ところががその後も便利さをたびたび実感。やはり室内でも使いたいなと、新たに買い足すことに。
六年前の購入時にはホワイトがあったのですが、いつの間にかカラーバリエーションが総入れ替えされており、今回選んだのはインディゴブルー。ネット上ではかなり印象の違う写真がずらりと並んでいたので心配していたのだけれど、まさにデニムなどで見るインディゴブルーでした。
本体はEVA素材で全体的にクッション性がある履き心地。似たような両履きのサンダルには他社製品(白系)もありましたが、足つぼを刺激するくらい硬いものも多いようで、柔らかさを気に入ったフルールを選ぶことは大前提。色はちょっと妥協しました。
ただ実物は青みがかかったダークグレーのようにも見えます。光の加減によっても変わる印象には思いがけず大満足でした。
過去に購入したフルールはMとLのサイズ違いがあったのに対し、今はワンサイズ展開のよう。開口部が広いので大きすぎると履き心地が悪そうだなという点も心配しましたが、説明では25cmまでとなっていたので女性向けかなと。
実寸では、本体は約26cm。
全体的にふち部分が立ち上がっているので、足サイズが25cmの方だとぎりぎりかもしれません。
私(選ぶ靴は大抵23.5cm)が履くと、つま先部分がとくに余って見えます。なお左に見えているのは私の周りをぐるぐる歩き回る猫です。
ただし前後がないサンダル(バンドが中央に一つしかない形状)なので、常にどちらかの先端を余らせて履く感覚。そういう意味でも歩きやすさ重視とはいえず、ベランダなどの狭い場所での使用が前提なのかなと思うのですが、慣れてくると室内履きでもすごく重宝するのでした。
履き心地や歩行感覚は五年かけて体感ずみ。悩ましかった色は白があればリピートしていたけれど、新色も悪くないなと一安心。
唯一忘れていたのが、におい。素材の香りが強烈なのです。
思い出すのは、幼少期には毎年取り出すたびにつーんと香っていたプール用品(うきわやビニールプールなど)の独特な香り。洗って落ちるものではないので数日間は風にさらしておいてから室内で使い始めました。ただ五年以上の愛用品(今はベランダ履き)でも鼻を近づけると香りを感じるので、完全ににおいが消えることはないのかもしれません。
そのため猫がどう反応するかを心配したのですが……
一週間ほど外干ししたEVAサンダルに対し、彼らはほぼ無反応。私のほうが気にしつつも、猫たちがいいならそれでいいかなという判断になりました。
何度か書いていますが私は部屋ごとでスリッパを履き替えます。
猫の毛を家じゅうに持って行かないように。
キッチンなどで踏むかもしれない汚れを猫たちの元へ運ばないように。
他にもある小さな理由が、私の中では履き替えの手間よりも優先されています。そんな環境なので両履きサンダルは代えがたい便利さ。
白が選べないと気づいた後でしばらく色で悩んでいたのですが、個人的にはインディゴブルーも気に入りました。五年以上ぶりのリピートでしたが購入できてよかったです。
本日の猫。
スリッパよりも自分を見てほしい猫。
しばらく撮影につきあってもらったので……
この後、抱っこタイムでねぎらいました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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