こんばんは、ヤマネコです。
十年ほど前にデュラレックスのグラスを買いました。
手ごろなお値段で丈夫、デザインも選べてサイズも豊富な嬉しいブランド。
その中から選んだのはピカルディーの250ccタイプ。デュラレックスといえばこれ、という存在のイメージを持っています。
その後、諸事情あって同じブランドの別デザイン(プリズム)へと切り替え、サイズ違いも取り入れて、気づけば十年たっていました。
当時デュラレックスのシリーズについては「何もしていないのに突然割れた」といったレビューが散見されました。これは全面物理強化ガラス特有の問題でもあるようで、細かな傷が蓄積され、それが最終的にちょっとした衝撃で大破に至ったのだと受け止めています。そのため一生ものにはならないことを覚悟しました。
そうはいっても毎日使う食器。すごく慎重に扱っていたわけでもなく、洗うのも大抵は食洗機まかせ。それでもこのシリーズは一つも割ることなく、所持品の大半は愛用期間が二桁(年)となりました。
余談ながら、こんなふうにブログに書くたびその数日後に割ってしまうという変なジンクスを持っているので、改めて気をつけます。
実はプリズムを買い足した後、ピカルディーのほうは徐々に出番が減りました。以降は仕事部屋などでペンスタンド(正確にはペンではない仕事道具スタンド)として愛用し続けていたのだけれど、ここにきてまた食器としてお世話になることに。
食器から収納グッズへ、更にまた食器へ。この流れには若干違和感を持つこともあるのですが、今回はこれまでの使い方が明確にわかっているため抵抗がありませんでした。
いつもどおりに洗った後であれば、私自身も使えます。ただ、今回復活させたのは主に猫に使ってもらうため。
猫の飲み水用のうつわとして、新たにこちらを使い始めました。
きっかけは、私のグラスの水を猫が飲みたがること。
そのことに対し、私自身は感覚的な抵抗があまりありません。猫が飲んだ後に残った水を飲むのも平気……とはいえ双方に関わる様々な感染症があることも承知しているので、意識的に控えるようにはなりました。
一方、グラスの水を飲みたがるなら猫用に用意してあげればいいのでは? というのは試してみることにしたんです。そんなときに思い出したのが、ピカルディーの存在でした。
猫が飲みたがった水のグラスサイズとほぼ変わらないし、安定感や洗いやすさにも文句なし。もし使ってもらえないようなら収納用品に戻すだけですみます。
他の食器と同じようにつくった蒸留水を、洗ったグラスに注ぐだけ。
- 過去記事:蒸留水器の3ヶ月レポ、まとめ。
過去にもグラスやマグカップを猫に使ってもらったことはあるけれど、継続するのは今回が初めて。
結果、一部の猫からは大人気。
一番注げる水の量が少ないし、グラスのふちにおひげもぶつかって飲みにくいのでは? というこちらの心配をよそに、いつもと違う食器ということもあってかたくさん飲んでもらえました。
メリットは他にもあり、食器を満たす水の量が少なくすむのもありがたいポイント。
うつわに注いだ猫用の水は、最後の一滴まで飲み切ってもらえることがほとんどありません。半分以上流してしまうことになるのが常。それでもうつわの中の水位が低いと飲みにくい様子の子もいるので、処分するのを承知の上で多めに注いでおくんです。
でもコップであれば最初から注いでおく量を減らせる上、水位も保ちやすくなりました。こまめに入れ替えるためにグラスを洗っても、実際に捨てる水の量は激減。いずれはグラスの数を増やし、大きなうつわの数を減らすことも検討できる、かもしれません。
今後も猫用にガラス製品を使い続けるかは慎重に検討するつもりですが、ひとまずこういった形状やサイズをわが家の猫たちにも受け入れてもらえたという事実は活かしていきます。
とくにこれからは人間に限らず水分補給が重要になる季節。もっと早く試しておけばと悔やみつつ、夏前に実践できてよかったと思いました。
本日の猫と、ひげ。
今日も猫のひげを拾いました。他の体毛同様、自然と抜け落ちることがあるおひげ。といっても低頻度なので、拾ったときは縁起がいいと感じるのがマイルール(?)。
ちなみにうつわを変えてからひげの発見機会が増えたということはありません。
今夏、猫も人も熱中症にならずにすむ兆しであればいいなと思いながら、できる対策を進めます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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