こんばんは、ヤマネコです。
パジャマは寝るときだけ、というルールを最近また少し見直しました。
過去に「パジャマのまま一日すごす」という方法を日常的に取り入れていたことがあります。正しくは、ワンマイルウェアとしても使えそうなワンピースなどを、寝るときにも着てすごすという方法でした。
起きてすぐに着替える必要はないので時短になるし、脱ぐ工程もないおかげで冬は寒くないし、一着分とはいえ洗濯物が減らせるし、場合によっては被服費の節約にもなる。実際にしばらくすごしてみて利点の多さには大満足していたものの、寝汗を吸った衣類のまま一日すごすことが悩ましく感じる日もありました。色々と検討した結果、私は「ワンマイルウェア」と「寝間着」は分けるという、ごくごく一般的なルールに立ち戻ったんです。
ただこの冬の間は、昼頃までパジャマのまますごす日が増加。最初はなんとなくだったのだけれど、最近はそれを意識して取り入れるようになりました。
昼までパジャマ。私自身がその言葉の響きには横着さを感じてしまいますが、そうしていた理由がいくつかありました。
- 起きる時間帯はまだ気温が低く、着替えのつらい季節だった。
- 起きてすぐにしたいことが増え、着替えの優先順位は下がった。
- もともとシンプルなワンピースを寝間着として使っているため、そのままの姿でご近所さんと顔をあわせることなどにも抵抗がなかった。
- 「着替えたくなるタイミング」が増えていた。
先の三つはこれまでにもたびたび実感していたことだったけれど、新たに加わったのが四つめの「着替えたくなるタイミング」のこと。これは外から帰ってきたときに必ず感じるようになったことで、感染症対策の一環でした。
帰宅時の衣類にはウイルスがついているかもしれない。
それが確実だとしたら玄関先で真っ先に脱ぐ必要がありますが、正直、ふだんからそこまで神経質にはなれません。一日に際限なく、外から戻るたびに着替えるというのも、私にとっては現実的な話ではないんです。
ただ、家庭でできる感染症対策の一つとして「着替え」というのもガイドラインにはありました。それはたとえば長距離移動をしたり、混雑を避けられない交通機関などを利用したり、なんらかの理由で他人との接触があったりした後は、帰宅後すぐに着替えるというのを積極的に取り入れるのが理想、そういう意味なのだろうなと。誰にも会わず、話さず、最寄りのごみ収集所に一袋置いて帰ってきただけの状況での着替えは(してもいいとは思うけれど)必須ではないかな、と私は考えてしまいます。
ただでさえ気をつけなければいけない状況下、それを自覚しているからこそ過敏にはならないようバランスをとりたい。
ごみを捨てに行っただけであれば、しっかり手洗いをする。
バスや電車に乗ったり人と接触したときは、着替えも追加する。
距離、時間、対人などを基準に、帰宅時のルールは決めたいなと。
そんな中で悩ましかったのが、近所のスーパーで買い物をしてから帰宅した場合のことでした。
徒歩移動の時間を含めても一時間かからないことがほとんどだけれど、ものやお金にはふれるし、距離を保っていても不特定多数の人とすれ違う。念のため着替えるのが理想だとわかるけれど、その日のうちにまた急用で出かけることもあるのでどうしようかなと。タイミングを逃すと結局夜まで着替えないこともあって、ルールなどあってないような状態に。
そこで取り入れたのが「午前中はパジャマで」というルール。
同時に、定期的な買い出しなどの予定を、その「パジャマですごす午前中」にできる限りすませることにしました。
パジャマからワンマイルウェアに着替えるのは通常の日課。一日に一度は確実に行います。そのタイミングを「ご近所外出の後」にすることで、毎回悩んでいたストレスを少し減らすことに。
午前中に外出しない日はそのままずっとパジャマですごしてしまいそうになるけれど、代わりに筋トレやヨガなどを少し多めにしたり、ちょっとした大掃除を終わらせたりして汗をかくので、やはり毎日一度は着替えることに。午後から本腰を入れて机に向かうときは、改めて昼間用のワンピースで。気持ちの切り替えにもなるので、寝間着と仕事着を分けるのは私にとっての正解かなと思っています。
実際のところ、在宅ワーカーの私の場合、一度も家を出ない日というのも少なくありません。逆になぜか事前に予定のなかった外出が重なる日もあって、午前中に出かけて一旦帰宅、午後にまた外へと慌ただしくすごすことも。そんな「着替えるには中途半端な外出」が重なったときほど悩んでいたのだけれど、パジャマを午前中限定のワンマイルウェアとしたことで一段落しました。
もちろん午後の外出の内容や状況によっては更にもう一度着替えることも。ただ、そんな日は稀。私の頻度なら着替えや洗濯の手間が増えても大した負担ではありませんでした。
起きた後にいつまでもパジャマですごすのはだらしない、というのを子どもの頃には言われていた記憶があります。ただ当時とは体質も行動も考え方も変わってきて、自分の中でルールをつくりながら試行錯誤をするのも悪くないと思うようになりました。
その上、未だ感染症対策の必要な日々。そのための手間やストレスをゼロにすることはなかなか難しいけれど、無理のないルールに置き換えながら今後も気をつけながら暮らします。
本日の猫。
本文中の写真は、私が最寄りスーパーへ歩く途中に撮影した風景でした。
そのたび家に取り残される気分になるのか、私が帰宅した直後は少しむすっとしている弟猫のご機嫌をとるのも、着替えとともに日課となっています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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