こんばんは、ヤマネコです。
今の家で暮らし始めたのが2011年10月のこと。今月で丸七年が経過する、当ネコハウスです。
入居以降インテリアへのこだわりは右往左往していたけれど、いつからかものを減らしたシンプルな生活を求めるようになり、その後はずっと暮らしの工夫を重ねてきました。
私のものごとへの探求と成長は日々留まるところを知りません。自ら磨き上げたセンスは、その空間づくりにも存分に活かされているのです。
今や、床にアジが落ちていてもオシャレに見えるほど。
裏を返せば、
そんなわけない。
このアジ、リアルなプリントをほどこされた猫用のおもちゃです。
少し前に猫用品を注文したお店で、ショップお任せのおもちゃ(100円)を興味本位でお願いしたところ、こちらが届きました。
レビューにも商品写真の中央にもあったものなので想定内だったはずですが、実物は想像以上にリアルで面くらいました。
開く。
猫のおもちゃを炭火焼きにしてやりたいという、初めての感情がわいてきました。
冒頭で語ったことは半分真実、もう半分が、もちろん嘘八百。
一時はインテリアに試行錯誤して、いつかは「ハイセンスを目指したい(?)」というぼんやりとした目標を掲げていた気もしますが、結局のところ目指していた場所とは果てしなく縁遠い方向へと進んできてしまいました。
ただ、実はこのアジの干物(のおもちゃ)、定価は1000円以上するらしいのです(一部のセール品を除くと、1500円前後)。猫用のおもちゃとしてはなかなかのお値段。貧乏性の私はその金額におののき、いっそ自分のような凡人には理解できないほど洗練された一品なのではないかと思い始めています。
近代芸術しかり、最先端ファッションしかり、高評価を得ていても私には理解できないものがこの世界には多数存在するので、このアジの干物もその一つかもしれません。
たしかに、プリントや形はとっても精巧。
サイズも適度にアジで、これが床にポンと落ちていたら大抵はびっくりすると思う。家族は二度見していたし、置いた私自身ですらこの存在に慣れることができない。
それを「人間用のジョークグッズ」ではなく、あえて「猫用のおもちゃ(けりぐるみ)」として売ってしまうセンス。
そうはいっても、わが家の床にアジ。いくら100円だからといっても手を出したのは間違いだったかなと一時は思ったのですが…
このセンスを理解できる子が、わが家にもいました。
ちなみに、たい焼きは頭から食べるタイプ。
独りでとっても楽しそう。
訂正、たい焼きはしっぽからでもおいしくいただくタイプ。
割となんでも楽しいものに変えてしまう魔法使いのような子猫のおかげで、「いい買いものをしたなあ」と思わせてもらえる幸せな時間を満喫できています。
レビューでは不人気な魚のおもちゃですが、個人的には複数買ってみればよかったなと。
唯一、添い寝だけはシュールすぎて、ちょっとやめてほしいと思う今日この頃。本当は、アジより、さんまの季節ですね。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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