こんばんは、ヤマネコです。
毎年3月11日を指標に、非常時の備えを見直しています。
そんな中、ちょうどこの時季に役目を終えつつある備えが「石油ストーブ」でした。
暮らしにストーブを取り入れた一番の理由は、もちろん「あたたかさ」。同時に「災害への備え」という部分にも大きな期待がありました。
- 停電時にも活躍する、家族(人+猫)全員のための寒さ対策。
加えて、ストーブの上でお湯をわかしたり、調理ができるのも心強いポイント。
アルミホイルでふんわり包むように焼いて、チーズもとろっとろ(残念なのは、焦がす私の迂闊さ)。
ストーブにもデメリットはありますが、「備え」という一点だけを考えても採用してよかったといえるアイテムです。
そのデメリットというか、ストーブに対する要対策問題の一つが、春に「余ってしまう灯油」のこと。
災害発生時に困らないように、ふだんの灯油は少し多めにローリングストックをしています。でも春の兆しを感じ始めたころから、その量を減らします。そうして使い切れるよう心掛けるのですが、それでも気づけば数日分を余らせた状態で、もうすっかり春だねと。
折を見てストーブの必要性は感じない日に、灯油を使い切るためだけに火を入れる、という贅沢をするのが冬の終わりの恒例行事になっていました。
年に一度のことなので仕方がないかとも思っていたのですが、今年はもう少し念入りに気をつけていました。
- 最高気温が「連日10度前後」になったら、週間予報を参考に購入量を加減する。
- 18Lのポリタンクでも、少なめに(5L単位などで)購入する。
などなど。そして3月も半ば、そろそろストーブの収納を考え始めたところです。
実際にしまいこむのはまだ先になりそうですが、そろそろ灯油は買い納めをしようかなと。
というのも先月購入した灯油がまだ使い切れずにポリタンクの中に残っているので、もし追加が必要になっても、これを使い切るまでは買わないことに。
今季の「ストック」には見切りをつけました。
なんだか当たり前の宣言をしているようですが、この判断を、昨年まではなかなかできなかったんです。それが3月前半にできただけでも、石油ストーブの経験値(?)を新たに一つ積めたかなと思います。
災害時の備えとして「防寒」を強く意識し始めたのは、2011年3月11日の東日本大震災がきっかけでした。地震、津波、それだけでも想像を絶する過酷さのはずなのに、追い打ちとなっただろう、寒さ。
そんな被災地とは別物ともいえる気候の関東ではありますが、それでも冬の備えとして石油ストーブのある安心感は大きなものになっています。
あれから八年。今年もこちらの企画に参加させていただきました。
(ヤフーで「3.11」と検索することで、自己負担なく募金ができます)
本日の猫。
うちの子たちは、みんなそれぞれに元野良猫・保護猫だった子たちですが、「被災犬・被災猫」という、今もまだ家族に会えない子たちがたくさんいるそうです。それを想うたびに胸が痛む。
私はまだボランティア(被災関係に限らず)などへの参加は数えるほどしかできていないけれど、そういうことも少しずつ増やしていこうと思っています。
善や偽善という感覚ではなくて、私が猫たちに幸せでいてほしいから。
私がやりたいことをして、私の欲求を満たす話です。
もちろん、この子らに負担がない範囲で進めていきます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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