失敗からの、100円の帽子ハンガー。

こんばんは、ヤマネコです。

先月購入した自転車用ヘルメット、その収納方法についてしばらく模索していました。

まずは家にあるフックでつるす収納を試したり、棚の空きスペースに置いてみたり。色々と試しているうちに気になったのが百円ショップの帽子ハンガーでした。

以前ネット上で見かけ、当初はわが家での必要性は感じなかったのだけれど、ヘルメットを購入したことで試してみたいなと。最寄りの百円ショップで実物を手にすることもできたので、まずは二つ購入しました。

購入したヘルメットというのは、手持ちの帽子の中にも入れて使えるタイプのもの。

収納の際は分けておきたかったこともあり、ハンガーも二つ。

同じハンガーだと連結して使える、というのも決め手の一つでした。

ただ、いきなり二つも購入してしまったことは失敗だったと反省しています。

硬いヘルメットは、このハンガーにすんなりかけることができなかったからです。

布製など、素材の柔らかい帽子なら問題ありませんでした。

フック部分が大きなリング状なのはどんな使い勝手なのか？　という完全に未知のアイテムだったのですが、帽子の丸みを維持しながら安定してかけることができました。

その安定感からいえば、壁に寄せてかけることが前提のハンガーかもしれません。

壁という支えがないとハンガーの軸がぶれ、かけた帽子が落ちやすくなってしまうんです。

クローゼット内で服と服の間にかけておくよりは、壁がけ（壁に寄せる設置方法）推奨のアイテムかなという印象でした。

ただ、それでもヘルメットをかけるには不安定。やってしまったと反省しきりの矢先に気づいたのが、麦わら帽子（正確にはペーパー素材）の管理にとても便利なこと。

この麦わら帽子は長年（どうやら十一年目？）愛用しているものです。

その収納方法としては、これまでずっと棚などに置いておくことしかできずにいました。

愛用品はかちっとした芯のあるデザインではなく、たためそうな柔らかさ。内側にひもなどもなく、つるすすべがありません。一般的な先の細いフックへ無理にかけると編み目を傷めてしまいそうで、それもできませんでした。

それがこの帽子ハンガーを使うことであっさり解決。

ハンガーに丸みがあるので型崩れはしにくそうだし、帽子の素材が柔らかいのでリネン（張りのある素材）のキャップをかけるとき以上に安定します。つばが広いのでやはり場所はとりますが、つるしておけるメリットは絶大。

買い物を失敗してしまったと落ちこんだ後ということもあり、感動の大きさは尚更でした。

後から試行錯誤しているうちに、ヘルメットもベルトをリングの中にひっかける形であれば、ハンガーを使える可能性に辿り着きました。

かけるときにひと手間必要だけれど、使うときはさっと取ることができます。かけて収納したものが落ちていたこともありません。

とはいえ麦わら帽子を初めて理想に近い形で収納できるようになったのが、私にとっては一番のメリットでした。

当初の目的とは違う用途にはなったけれど、今では本当に重宝しています。

気づけば十年以上の愛用品となっていた麦わら帽子のほうは唯一の悩みが収納方法だったので、思いがけずきれいな解決に落ち着いたことが本当に嬉しかったです。

本日の猫は、昨日のお風呂タイムから。

入浴中の私の真正面に鎮座する弟猫。

最近は気温が上がったり、服（バスタイムは猫の敷布団）の感触や厚みが変わったり、彼も少し戸惑っているのかもしれません。

ゆっくり順応してもらえたらと思っています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。