こんばんは、ヤマネコです。
冬の間、連日お世話になっていた湯たんぽのお手入れと収納をすませました。
愛用している湯たんぽは、マルカのステンレス製。直火であたためることができる上に、プラスチック製のものより保温効果が高くあたたかい状態も長く続きます。
わが家ではお湯を入れる(直火であたためる)ときにぬるめにすることが多いため、写真のように包まないままで使うことも。熱いなと感じるときだけバスタオルなどで包むことにしました。
お値段は少し高かったものの、気づけば六年目の冬も快適そのものの日々。本当に買ってよかった冬アイテムの一つです。
とはいえ今は4月半ば。まだ少し肌寒く感じる日や時間帯もあるけれど、湯たんぽを必要とするほどではないかなと。真夏にはまた氷を入れて使うこともあるのですが、それまで所在なく放置しておくのもはばかられ収納することにしたんです。
余談ながら、先ほど確認してびっくりしてしまったのですが、マルカの公式ページでは湯たんぽの寿命が書かれていました。
Q. 湯たんぽの寿命はどれ位ですか。
A. 中に入れる水、加熱方法等により異なりますが、大体2~3年位が目安です。
引用元:マルカ株式会社公式サイトより
この情報によると使用開始から六年がすぎた(来季七年目となる)わが家では大幅に使用期限をオーバーしていることとなり、しばし呆然としてしまいました。
ただ「三年=三十六ヶ月」ととらえ、一年のうちには出番のない期間があることも含め「年に四ヶ月ほど過熱して使う」とすれば、長めに見積もって九年ほどの寿命になりそう。そう考えることを許されたとしても自己責任の要注意期間に入っていることとなるけれど、少なくとも私自身は来季も使い続けるつもりです。
そんなわけで、次に出番を迎えるときのために収納を。といっても中に入れていたのは水だけなので、それを抜いて乾かす、というのがメンテナンスのすべてです。布に包む(布団の中に収める)ような使い方をしていたので、表面的な汚れも気になる部分はありません。
唯一、真鍮製の口金が黒ずんでいくことだけが気になっていました。シンプルな形状の金属ならナチュラルクリーニング(クエン酸など)でお手入れすることもできそうですが、口金の構造上すみずみまでは手が届かず、早まったことはしないほうがいいかなと放置状態です。
ただ最近では普通に(極端に手荒ではないふうに)扱っている範囲での経年劣化を、以前とは少し違った気持ちで受け入れるようになりました。昔は新品時の輝きが失われると愛着も目減りする印象だったのですが、今は使いこむうちの移り変わりを楽しめるようになった。こういう昔ながらのアイテムに関しては、とくに。この二年ほどの私は古銭をみがくという作業を続けていて、金属の腐食や黒ずみと向き合う機会が多く、それも心境の変化につながったように思います。
冬じまいであり、収納前のお手入れでも、その気持ちは変わらず。今回も口金の色に関してはそのままの状態で保管することに。改めて私が行うのは、先にも述べたように乾燥させるだけ。それも数日放置するだけの話なのですが。
ただその放置期間、ほこり避けのために今年は不織布をかぶせておくことにしました。
愛用の湯たんぽは最頂部に注ぎ口の穴があり、ただひっくり返すだけではその開口部がふさがってしまいます。そのためある程度水を切った後は上向きで乾かすようになったのですが、この形状なのでしっかり乾いたかを確認するのが難しく、数日間は様子を見ることに。その間に猫の毛などが入らないよう、ほこり避けが必要でした。過去にはふきんやティッシュなどをかぶせることもあったのですが、薄いガーゼのような不織布のほうが湿気もこもりにくいかなと。
こんな作業を一週間ほど前にすませ、本日改めて湯たんぽを収納しました。
服装は軽めになり、冬小物の整理も始め、食卓に並べるものも少しずつ変わる、そんな季節。冬は冬で好きなところがたくさんあるのですが、やはり暮らしやすい気候になってきたなとホッとしています。
わが家では毎日猫の毛と向き合う換毛期でもあるのだけれど、猫たちにとってものびのびすごせる日々を今年もみんなで満喫したいと思います。
本日の猫。
猫がしがみついている(?)ように見えるのは私の肩で、片腕で抱っこしているところです。
いかなるときも抱っこしてほしいらしく、この状態で家事をすることも多々。相変わらず抱っこひも(さらし)も使うけれど、五分ほどの立ち仕事ならこのままで。
……その表情は、不満なのか、眠いのか。
それでも自分から降りようとはしない弟猫でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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