こんばんは、ヤマネコです。
先日、冬場の履物について書いたのですが、その定位置についても何度か見直す機会をつくっています。
一般的に、室内用のスリッパを使うお宅はあまり脱がずに暮らすことが前提なのかなと思っています。例外なのは外出時や入浴時、あとは和室などの床材や敷物によってはその手前で脱ぐのかもしれません。
わが家の場合は、同じフローリングスペースであっても部屋を移る際にスリッパAからスリッパBへという具合に履き替えることが日常的。
理由は猫の毛を中心に、暮らしの埃や小さなごみなどを家じゅうあちこちに持ち運ばないようにするため。また、うっかり洗剤などを踏みつけた足で猫スペースを歩き回ることを防ぐためでもありました。
- 過去記事:自分用の、スリッパの数。
スリッパの数は必然的に増えますが、あとの掃除の手間や安心感に違いがあるので続けていきたいわが家のルールです。
(あくまで家人だけのルール、来客時はこの限りではありません)
悩ましかったのは、脱いだスリッパの定位置。
部屋の境目が引き戸ならまだいいのですが問題は開き戸の場合。部屋の外と中、どちらに置くべきか、と。
リビングで履いていた(汚れたり濡れたりしているかもしれない)スリッパを、寝室に入るときに履き替える。ただ、それをするには開き戸の動きが悩ましいのです。
上の画像だと、履き替えるためのスリッパはどちらとも壁(扉)をはさんで手前に置いたほうが着脱しやすくなります。でも汚れを運ばないように、と履き替えているスリッパなのに同じ部屋に持ちこむことに抵抗がありました。
そもそもイラストには一人分(二足)のスリッパしか描きこんでいませんが、実際には家族のぶんもあるのです。正直、とても邪魔。一般的な日本の玄関のように履き替えるスペースがあれば別なのですが。
そのスペースとして使うことにしたのが、ペットシート。
本来は犬用トイレの使い捨てシートです。
(一般的なレギュラーサイズ)
使い捨ておむつのような感覚で、片面が吸水性のよい素材、その裏面がポリ袋のような水分を通さないつくりになっています。
その吸水性が良いほうに、スリッパを置くことにしました。
サイズとしてはシートがちょっと大きめ。でも実際に脱いだり履いたりする際はこのくらい余裕がないと靴底がはみ出してしまうので、意図した用途にはぴったり。
床色とは異なるものの真っ白なおかげで汚れていれば気づきやすいし、万が一濡れていればシートが吸水もしてくれます。汚れたら使い捨てができるのも便利でした。
わが家ではスリッパ裏による汚れよりも、掃除などに使って処分することのほうが多いです。時々猫が毛玉を吐いてしまうことがあり、間にあえばスリッパ用に敷いてあるシートをさっと猫の前に持っていくという使い方も。
スリッパをのせるためだけでなく、シートを広げて置いておくこと自体が何かと便利なのでした。
実際に置くのは先ほどのイラストでいうところの手前側。
開き戸の動きにも一切干渉なし。シートを使うのであれば、リビング用のスリッパを寝室内に置くといった方法にも抵抗はありません。
部屋ごと(正確にはもう少し大きな区切り)にスリッパを換えるようになったのは猫との暮らしが最大の理由です。
人間だけの暮らしの中でも便利さはありそうだけれど、こうした悩みごとや手間も少ないとはいえません。何年一緒にすごしていても考えることや悩むことが湯水のように湧き出てくる猫との暮らし。昨日の攻防も含め、ちょっとした画策も日々の刺激になっています。
本日の猫。
ゆらゆら揺れるしっぽを……
ちょっとつまんだだけなのに……一気に臨戦態勢でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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