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ゲスト用スリッパと、相手の気持ち。

こんばんは、ヤマネコです。

お客さま用のスリッパは必須、と思っています。

私がお邪魔した先で出していただくのが当然ということではなくて、わが家で用意しておくのが当たり前、という話。何せ、どんなに掃除をしても床から猫の毛を一掃することが難しい家なのです。

ゲストの靴下に猫の毛をつけたら(付着させたままよそのお宅まで運ばせたら)申し訳ないという心配がずっと念頭にあり、せめてもの対策としてスリッパの常備は続けています。

 

常備していること自体には不満も負担も一切ないのですが、それとは別に、以前から気になっていたことが一つありました。

それはお客さまが「業者さん」の場合、スリッパを出すかどうか。

同じ業者さんというくくりでも、スーツ姿の営業さんなど、主なご来訪目的が「打合せ」の場合は当たり前のようにスリッパをお出しするのですが、問題は「作業」をしてくださる方。それも脚立などを使った高所作業や、床下点検などで立ったりしゃがんだりをくり返す場合はかえってスリッパが邪魔になってしまうようで、たびたび断られることがありました。

 

もちろん、不要ならそれで構わないのです。スリッパは玄関の上がり框付近に用意しておくので、出入りの邪魔になりそうならサッとしまうことも。そんな私を見ながら家族が何度となく口にするのが、

「(そもそも)今日はスリッパを出さなくてもいいんじゃないか?」

という指摘。

そうですよね。わかる。たしかに。

私もお客さまを迎える理由がなんらかの「作業」のときはいつも迷うのですが、結局どんな理由でどなたをお迎えする場合でも、来客時のスリッパは毎回用意しておく、という選択をしてきました。

 

経験則からこの人は使わないだろうと思った場合でも、一言すすめたい。

わざわざ質問するのは私のエゴだし、先方は「あちこちの家で断るのが面倒だ」と辟易しているかもしれません。でもその答えこそ個人差があるはずなので、選んでもらうほうが間違いないなと。二度、三度と来て作業していただく場合には「前回と同じ」という考え方で気を回してもいいかもしれないけれど、初回だけは意向を確認したい、と思うんです。

 

どんなことでも、逆の立場だったらどうだろう? と考えます。

スリッパについては来訪先で出してもらえなくても全然気にしないけれど、何かを「勝手に決めつけられてしまう」という状況へのモヤモヤは多々経験してきました。

この人はこれを使わないだろう。
この人は誘っても行かないだろう。
この人はこれをほしがらないだろう。

本当は相手の想像とは違う選択をしたいときもあるのに。

 

だから私の中で「相手の気持ち」に明確な判断をしきれないのであれば、その相手に一手間かけても質問するのが安心かなと。

そんなわけで私は、すべてのお客さまに一度はスリッパをすすめます。

こういう正解のなさそうな、誰に訊けば正解が得られるかわからないような、そもそも誰も悩まないような小さな問題について一人でよく迷走しているのですが、ブログとして書き出しながら少しだけ頭の中の整理もできるので(やっぱり正しい答えはわからないけれど)、こういう場があることは日々ありがたいなと思っています。

 

本日の猫。

10月なのに、なんとも寒い。彼はたびたびつめたい体で布団の中にもぐりこみ、気づけば熱とともに去っていく、深夜にそのくり返しをする小悪魔。私はその都度ちょっとふるえました。

かと思えばべったりくっついて猫あんかになってくれるので、寒さも、ぬくもりも、猫と共有しながら乗り越えたいと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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