こんばんは、ヤマネコです。
2016年に、生まれて初めての石油ストーブを買いました。
買うのも使うのも初めて。
お手入れも初めて。
あれこれ悩みながらもその暖かさに感激し、毎年冬の必須アイテムとして活用してきました。
灯油の注入は多いときで週に二度。お手入れは月に一度か二度のペース。その時々の使用時間や頻度によって変わります。
それもなんとか大きな負担なく続けてきたのだけれど、最近になって、個人でも部品交換ができることを知りました。むしろ、すべき部品交換がある、と考えるべきかもしれません。
それが、芯。
わが家の石油ストーブはコロナの製品。とはいえコロナの公式サイトではその寿命などが記載されておらず、他メーカーからの情報をもとに芯の寿命が長く見積もっても五年ほどだと知りました。
わが家のストーブは今年で七年目。その間、芯交換は一度も行っていません。
部品の寿命は使用頻度や環境などにもよるかもしれないし、不具合などがなければ気にしなくてもいいのだろうかとも思ったのですが、交換自体はDIYすることもできそうだったので一念発起しました。
尚、製造元では素人が行う芯交換を推奨していません。販売店舗やサービスセンターに相談するようにとのこと。
今回は、完全に自己責任となる作業です。
結論からいえば、交換は無事にできました。
- 出費は、替芯の費用のみ(2,500円弱)。必要があればプラス道具代。
- 道具は、家にあった工具や掃除機、ウエスなど。ゴム手袋を一つ破いてしまいました。
- 作業時間は、取説を読み進めながらの素人女性一人で約一時間強。
- 作業場所は、室内。ダンボールや新聞紙、ペットシート(トイレ用新品)などを床の保護材として使用。
外した部品は一つ一つを丸洗いして良いものかわからなかったので、すべてウエスで拭くだけにとどめました。
薄手のニトリルゴム手袋と、厚手のゴム手袋を使用。前者はもともと使い捨ての予定でしたが、後者にも大きめの裂け目をつくってしまい予定外の処分となりました。
取説は事前に読んでいたものの、分解しながら再度読みこんでいたので余計に時間がかかった感覚。手順や気をつけることさえ熟知していれば、また掃除など他の工程が一切なければ分解から芯交換へと進めて三十分もかからないように思いました。
こちらの写真の時点までの分解メンテナンス(すす除去など)は月に何度か行っているので、私の本題はここから。
事前に同じシリーズの石油ストーブの替芯作業動画を視聴しており、それで疑似体験できました。
あとは購入した替芯のパッケージに含まれていた取説を読みながら進めれば悩むポイントもとくにありません。
あえていうなら部品を丸洗いする可否の疑問だけは何度も頭をよぎったけれど、今回は乾燥したすすの塊は掃除機で吸うだけ、簡単に落ちそうな軽い汚れはウエスで拭くだけと時短も取り入れながら進めました。結局今回はどの部品も洗っていません。
とはいえこれまで手が届かなかった部分も拭いたりほこりを取り除いたりのメンテナンスをすることができ、更には分解したことで内部構造を少しだけ知ることもできたので、今後のお手入れの知識も得ながらいつもより少しきれいに仕上げられたと思います。
また悩みとはまた違うのですが、一番苦労したのは本体分解の際に外した蝶ねじの締まりの硬さ。下の写真中央辺りのねじです。
ここを外すのは初めてです。
指ではびくともせず、ラジオペンチ(?)ではさんでなんとか緩めることができました。ただ位置によってはペンチの先が入らず思わぬ苦戦。
最後はしっかり締め直し、次回の分解時も同じ方法で緩めるつもりではいますが、もっと効率的な方法を考えておけたらとも思います。
そんなわけで、古い芯がこちら。
新品がこちら。
実は、芯は本来真っ白(生成り色)だと思っていたのですが、先端部分は新品時からすすけたような色合いだったことに初めて気がつきました。
それでも交換後の見た目はだいぶきれいになったと実感。
なんだかとても嬉しいです。
一連の作業の後はすべてを元に戻し、灯油を少量入れた後は三十分ほどおき(交換した芯に灯油をしみこませるため)おそるおそるの着火タイム。
無事につきました!
これで一安心です。だいぶ長くなってしまったので、明日は芯の交換後、使用感などを改めて書かせてください。
本日の猫は、お蔵出しから。
これはたしか、ストーブとは関係のない写真なのですが……
ストーブは階段下のフロアに設置しているので、今冬もこの辺りは人気の寝床になりそうです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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