こんばんは、ヤマネコです。
少し前にバッグ本体と中身のチェックをしました。所持品の種類や数というより、状態の確認です。
在宅業で外出自体が少なめの私の場合、バッグの中身は出かける前に必要なものだけを詰め、帰宅したら全部出すのが習慣化しています。そのほうが持ち物の見直しもできて効率も良くなるのでした。
そんな私が遠出(徒歩圏以外への外出)をするたびに持ち歩くようになったのが、黒いポリ袋。
先日のごみ箱について書いていたときと同じ、七リットルサイズのもの。
- 過去記事:ごみ箱と袋、サイズが合わない問題の解決。
縦38cm × 横32cmくらい。かなり薄手ですが、自宅で生ごみや猫のトイレ掃除などに使うには十分な品質のもの。
そのぶんかなり小さくたためるので、財布やスマホケースなどに収めておくこともできます。それを少し遠出するときなどは欠かさず持ち出すようになりました。
持参した黒いポリ袋の主な用途はごみ袋。出先で出したちょっとした紙くずや、食べ物をテイクアウトした後の空容器などをまとめて持ち帰るのに使います。
ただ、実際に袋を持ち歩くようになったきっかけは別の理由でした。
十年ほど前になるのですが、あるときの週末、終電で帰ることになりました。平日でも都心でもない環境、さほど混んでもいなかったので無事に着席。私は久しぶりに同級生と会って食事などを楽しんだ帰路で、同じ車両の乗客も行楽帰りといった雰囲気の方が多かったように思います。
ふと正面の座席を見ると、女性数名のグループが座っているようでした。じろじろ観察したわけではないのですが会話も聴こえてくるような状況だったので、相当酔っている人、それを介抱する人がいるみたいだな、というのがわかりました。
そんな中、直前の具体的な状況は忘れてしまったのですが、気づいたときにはその女性たちが騒然としており、そこでようやく泥酔に近い状態だったお一人が自分の持ち物と服に嘔吐してしまったらしいことに気がつきました。
(余談ですが車両への被害はないように見えました)
周囲にお友達がいるならと私がおせっかいをする必要性は感じなかったのだけれど、持っていたティッシュと、タオル(当日、手拭きに使用ずみでしたが)「良ければ使って処分してほしい」と申し出て渡しました。
他の乗客の方々も所持品から色々取り出しては渡しの光景が続き、なんとかその場はしのげたのかなと。たまたま次が降車予定の駅だったようで、彼女たちは連れ立って「まずはトイレに」と言いながら降りて行きました。
そのとき思ったのが、渡せるような袋があればよかったな、ということ。
それというのも彼女が使ったティッシュやタオル(汚れたもの)を、自身のバッグに押しこんでいるのを目にしたから。おそらくバッグの中もすでに汚れてしまっていて、せめて周囲への被害をこれ以上出さないようにという彼女自身の配慮だったのだろうと想像しています。その光景が忘れられず、袋や包めるものを渡してあげたかったなと。
そもそも私自身がアルコールに弱く出先で飲む場合は量も度数も時間も相当気をつけているし、素面であっても稀に電車で酔ってしまうこともある体質。自分が使うことを想定しながらエチケット袋を持ち歩く必要もあるだろうなと、その出来事がきっかけで見直すようになりました。
当初は小さめの白いレジ袋を持ち歩き始めたのですが、昔ながらのエチケット袋であれば紙袋などを重ねたほうが良いはず。荷物を減らしたいという理由もあわせて考え、せめてと黒いポリ袋を持ち歩くようになりました。
幸い現在までにエチケット袋としては一度も使う機会がなかったけれど、出先では主にごみ袋として、それ以外にも何かと役立つのでポーチやお財布に数枚を入れて持ち歩くのが習慣になりました。
- ごみや汚れた(濡れた)ものを持ち帰るための袋として。
- 突然の雨天時に所持品の保護をするための簡易的な防水カバーとして。
- 埃っぽい場所に座ったりバッグを置いたりするためのシートとして。
- エチケット袋として。
などなど。
自宅では猫のトイレ掃除用(ごみ出しの際の丸見えを防ぐため)の出番を中心に重宝している黒いポリ袋。コスパ優先で一番薄いものを選んだのですが、外出時に数枚持参しても存在感がないほどコンパクトなので本当に便利。これからも常備を続けながらお世話になります。
わが家ではもともと猫用が主用途だったため、業務用の量を買い置いています。
本日の猫。
今日も私の家事見守り隊に徹してくれた弟猫。
私が着席したところまで見守って、それから自分も休憩に入ってくれました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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