電子マネーを、使い切る。

くらしごと

こんばんは、ヤマネコです。

数年ぶりに、クレジットカードの更新時期が訪れました。

今回の更新は、メインにしている楽天カード。だいぶ前から愛用しており、更新時期を迎えるのも初めてではありません。もともと楽天市場のヘビーユーザーで、それ以外の関連企業のサービスにも多々お世話になっています。

ただ、登録したもののほとんど使った記憶のない機能が、楽天Edyという電子マネーでした。

現行の（数年前に更新した）クレジットカードにはこの電子マネー機能がついていました。

自分で希望したのだと思うけれど、正直全然覚えていません。おそらくその頃から電子マネーというものには興味があって、将来的に使うようになるのかもしれないから、というような理由で付帯させたのだと思います。

もっとさかのぼれば自分がクレジットカードを支払いのメインにするような未来も想像していなかったのに、徐々に活用するようになりました。そういう具合に電子マネーを受け入れようとし、楽天Edyも申しこんだのだと想像しています。

とはいえ前回のクレジットカードの更新日から今日まで、結局一度もこの電子マネーを使うことはありませんでした。

キャッシュレス決済のメインはクレジットカードにしているし、よく行くお店には専用のICカード（WAONなど）が存在します。私の活動範囲については、楽天Edyしか使えないというお店がなかったんです。支払いの方法に選択肢がいくつかある中では、あえて楽天Edyでなければと思うこともなく、残念ながら現在の私にはまったく使いこなせていません。

色々と考えた結果、今回のクレジットカードの更新に際し楽天Edyの機能をはずしてもらうことにしました。

あくまで機能のみ。ものが増えるわけではないので残しておいても不便はなかったのだけれど、使い方などを一切把握できていない支払い方法が手元にあることにモヤモヤしていたので、いっそのことなくしてしまうことに。また再登録も難しくはないようで、本当に必要になったときに改めて登録すればいいかなという気持ちにもなりました。

カード更新の前に発行会社から届いた確認のメールで希望を伝えることもでき、機能解除の手続きもあっさり完了。あとは新しいカードを待つばかりです。

ただ、その後も一つだけ気になっていたことがありました。

私はもともと楽天Edy機能を一切使っておらず、チャージをしたこともありません。ただ最初に登録した際のキャンペーンで、手元のカードには500円分の楽天Edyが付与されました。とくに有効期限があるわけでもなかったその500円は、今も私のカードに残っているんです。

この500円は本来なら新しいクレジットカードに移行することができる残高。ただ私の更新後カードにはその機能がないので、この500円は近々消滅（？）することに。

自分の懐を痛めたわけでもない、キャンペーンで付与されただけの残高。使わなくてもなんの損にもならないはずなのだけれど、ちょっともったいないなと思い、最後にこの500円で楽天Edyの初体験をしてきました。

近隣で簡単に使えそうな場所といえば、コンビニ。最近はあまり行くことがなかったため、店内をぐるぐると物色している様は不審だったかもしれないけれど、大体500円分と考えながら選んだのがスイーツ三種です。

商品をレジに持って行く。
「楽天Edyで支払いたい」と伝える。
指定の決済端末にカード（カード型の場合）をかざす。

これだけのことに、またドキドキ。

400円台で収めることもできそうでしたが、今回は完全に使い切ってしまうことに。実際のお会計は511円だったので、超過した11円は現金でお支払いしました。これも店員さんに指示されるままつつがなく。

（お店によっては現金との併用ができない場合もあるそうです）

私にとっては11円の出費でコンビニスイーツが三種類も手に入った感覚でした。更には最初で最後になるかもしれないけれど、楽天Edyデビューも果たせたのでとても満足しています。

少し前にも似たようなことを書いたのだけれど、私はこういうことに対して本当に腰が重いんです。わざわざお店に行って、緊張と羞恥を天秤にかけてまでキャンペーンで受け取っただけの500円を使い切る必要があるのか？　などと自問自答するほどでした。　

でも色々な体験をしているうちに、少しずつハードルが下がってきました。今のところ多少もたついても怒られたことはないし、大抵の店員さんは親切に指導してくださいます。私自身もできるだけ混雑のない時間帯に様子を見ながら出向いています。結果的に今日のおやつが手に入ったのであれば挑戦した甲斐があったな！　と今だから思えてしまいました。

楽天Edyとはしばらくお別れになるけれど、似たような電子マネーは身近に色々存在しています。自分にとって必要なものを選びながら活用していきたいと思いました。

本日の猫。