一つの自問で、手放すときはあっさり。

一つの自問で、手放すときはあっさり。

こんばんは、ヤマネコです。

子どもの頃からたびたび訪れていた転機に、くり返し自問自答し続け、それでも手放さなかったものがいくつかあります。

その一つが、趣味の楽器。

最近になって手放すことを決めたのですが、いざ迎えたその瞬間は、自分で思い描いていたよりあっさりとしたものでした。

 

もともと音楽(芸術全般)が好きで、子どもの頃からたくさんの楽器にふれる機会がありました。買ってもらったり、自分でお年玉などを貯めて手に入れたものもあったけれど、今も手元に残っているのはわずかに数点。

今回手放したのは、十代の頃に買ってもらったヴァイオリンです。

最近何かと多用してしまうワードですが、「きっかけは猫」でした。

 

そもそも猫がいる環境で、楽器を扱うのは難しいのです。

楽器のメンテナンス環境にも猫の毛はよくないと思うのですが、それ以前に、猫が大きな音を嫌うから。彼らのストレスになるかな…と思い始めると、ケースを開ける気持ちになりませんでした。

それでもとっておいたのは、時々家の外へ持ち出して弾く機会があったのと、自宅でも「いつか」と思っていたから。

 

いつか。

ものを減らし始めてから、この考え方はあまりよくないと思うようになりました。本来は「いつかとは、いつか?」を決めておくことが大切なのだ、と。

 

それでも心の整理がつかなかったのは、私の心の問題だったとしか言えません。

手に入れた経緯や、思い出。
かつて抱いていた欲求。
それらへの執着心。

様々な心情がうずまいて、減らしたい欲を圧倒していました。

 

ところが昨年、猫の病気が発覚し、あらゆるものに対する考え方がどんどんリセットされています。

このヴァイオリンについては「病床の猫の隣でこれを弾くことは絶対にない」と気づいたと同時に、あっさり心の整理がつき、手放すことも決定。

身近な人に声をかけたらすぐに貰い手も見つかり、思い立った数日後には私の元から去っていきました。

 

一度手放してしまえば後悔の念に悩まされることもめったになく、むしろ清々しい気さえします。その思い切りまでの道程が上り坂のようで辛いのですが、今はただ、よかったなと。

大切だから、手放せないものがある。
でも「猫のいる環境」では存分に使えない。
楽しめない。どこかに妥協点がある。

特定の何かを捨てられない理由よりも、「一番大切なのは何か」。

そんなシンプルな問いで初心に戻り、ものごとの見直しを進める一年をスタートさせています。

 

今年はこのテーマを思い出しながら。

 

本日の猫。

インスタグラムでもブログ更新のお知らせをしているのですが、そのときに添える写真は「今日のおやつと猫」を撮影して使うことが多いです。

それを妨害する猫。

その彼を背後から制する(かじって止めて?くれている)別の猫。
彼らにはインスタでも、色々お世話になっています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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