訂正*猫用のチビプレと、3年前のこと。

こんばんは、ヤマネコです。

三年前、ハリオのチビプレというシリーズの猫用食器を買いました。

 

※自分の中の時間間隔や時期の記憶に混乱があったため、後日加筆修正しました。改めて別の記事でもご報告するようにいたします。

 

チビプレのシリーズには有田焼などの磁器製食器もあったのだけれど、私が購入したのはシリコン(シリコーン)製のもの。

重さ90g、容量75ml、軽めで小さめの食器です。

わが家にはすでに色々な猫用食器があるし、現時点で使っていないものも手元に残してあります。よほどのこだわりや特殊な用途でなければペット専用として市販されている食器を買うことも減ってきていたのだけれど、これは見た瞬間にほしいと思いました。

正確にいえば、購入当時「数ヶ月前にほしかった」と思いながら買ったものです。

(当初一年前にと書いていましたが、記憶が大きくずれていたことをお詫びいたします)

 

猫の中にはキャットフードを食べている最中、勢いのあまり鼻先で粒を奥へ奥へと移動させ、最終的には押し出してしまう子がいました。チビプレシリーズの食器は横から見ると「奥が高く、手前が低く」というそり返しのある形状で、フードの飛び出しを防いでくれるんです。

この形状に加えて私が魅力を感じたのは、素材がシリコンだったこと。

こんなふうに、食器を持って、且つ形状をゆがめてつかうことができるという部分に惹かれました。

 

購入したのは2018年夏のことですが、本当に使いたかったのは2017年末から2018年の春まで。闘病中であった愛猫に、ごはんを食べてもらうときでした。

ごはんを食べている最中の猫が、それだけで疲れてしまって食器のふちにあごをのせたとき。
体力が衰えるに従い、バランスを保つのが難しくて食器に顔をぶつけてしまったとき。
どうしても高い所に乗りたがったので、そういう場所に置いた食器が落ちたとき。
愛猫の口元までごはんを運ぶのに、小皿を使っていたとき。

こんな食器があったならすごく便利だっただろうなと思って。

当然、今更買っても間に合うことはないとわかっていたのだけれど、もしかするといつかどこかで役に立つかもしれない。その日のために買い置きたいと手に入れたものでした。

 

というのは、たぶん後から私が思考整理の中で考えた購入理由だと思います。

本当は、この食器を買って、使ってみて、役に立たないことを確認したかったんです。役に立たないものだから、あの子の生前に間に合ったとしても意味がなかった、というのを見て納得したかった。

だって、もう本当に間に合わないのだから。

あのとき持っておきたかった。
あのとき知っていたかった。

あのときこうしていれば、ああしていれば、私が何かの選択を間違えさえしなければあの子は今も生きていたかもしれないのに。

そういうどうにもできないどす黒い気持ちを、無限とも思えるほどの渦巻きを抱えこんでいた時期に、そんな感覚で買ったもの。役に立たないことを確認して安心したかったという、われながら最低最悪な理由でした。

 

でもほどなくして、この食器は役に立ってしまいました。

ひょんなきっかけでやってきた子猫に、この食器でごはんを出すようになったから。

手のりサイズでやせっぽちの子猫だったのに、とんでもなく元気いっぱいに動き回る子でした。食事中も勢いがいいし楽しそうだし、そのエネルギーがあふれ出るあまり食器をひっくり返すし。

そんなときシリコン製の食器は安心して使えました。食事を忘れて遊び始めてしまったら、食器ごと子猫の口元へごはんを運ぶのも造作なく。フードを食器の外へと押し出されるトラブルも減らせたように思います。

この子のせいで、その食器が役立つことは判明してしまったけれど、この子のおかげで、私はずっと救われてきました。

とはいえ子猫も成長して今は違う食器を愛用中。チビプレはここしばらく出番がなくなっているのだけれど、様々な目的で活躍することを実感ずみ。またお世話になる機会はきっとあるのだろうと保管も継続しています。

 

毎日お仏壇で歴代猫たちに気持ちを伝えているつもりだけれど、お盆やお彼岸という機会には、あの年のこと、それ以降から今日までのことを思い起こさずにいられません。そうすることでつらくも感じるのですが、向き合うことで自分の中で昇華されていくようにも思えます。

ただやみくもに前を向くよりも、自分の中の黒かったものを引っ張り出して、そんな過去の自分に共感したり寄り添ったりしてみる。時間はかかっても、きっと私の中のことは私にしかできないこと。そう思いながら続けています。

 

 

本日の猫。

昨日とほとんど変わらないアングルですが、正真正銘、本日の写真です。

今日も朝から寒さを体感しながら一日すごしました。

あのときの子猫は少しだけ性格が落ち着いた以外、今も元気な現役猫です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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