持ち歩く、楽しみ。

くらしごと

こんばんは、ヤマネコです。

先日スマホをポケットに入れて持ち歩くようになった、と書きました。

何を当たり前のことを、と思われるかもしれません。ただ在宅業で、家から一歩も外に出ない日がざらにある私にとって、スマホは定位置に置いておくものという位置づけだったんです。家の中でわざわざ持ち歩くような必要性も感じず、不便もありませんでした。

困ることはない一方で、時々あえて「持ち歩きたい」と思うことがありました。

それはスマホに内蔵されている歩数計を確認したとき。

旧スマホ（私にとって初めてのスマホ）にも入っていたのですが、常にアプリを起動させずとも本体を持ち歩くだけで自動的に動きを感知し、日々の歩数を記録してくれる便利機能。今のスマホにも当たり前のように入っていました。

そんな歩数アプリを時々開いてみるのだけれど、最寄りのスーパーにすら行かない日の私の歩数は一日五十歩に満たない日がほとんどでした。

主な行動範囲は、寝室、仕事部屋、バスルーム。
それらの場所を行ったり来たり。

もちろん別の部屋へも持って動くことはあるけれど、毎日欠かさずとなるとこの三ヶ所かなと。ただその間も、それぞれの場所でも、多少操作する以外は定位置に置きっぱなし。結果的に一日五十歩ほどの歩数しか記録できなかったのだと思います。

実際には階段の移動だけでも二十歩程度にはなるはずで、それも一日に何往復もしています。家事をしている最中も百歩や二百歩は動いているはず。たとえその程度であっても、せっかく歩いているのだから記録されていてほしい。

それを正しく感知してもらうためにはスマホを持ち歩くしか手段がありません。私はそれすら億劫に感じていたのですが、最近になってスマホをポケットに入れ始めたことで一日の歩数が数十倍に膨れ上がりました。

これはちょっとだけ近隣を歩き回った本日の歩数。私にはそんな些細な変化でもちょっと嬉しいことでした。

（余談ですが、室内で行うラジオ体操や筋トレ中などは身に着けていません）

子どもの頃に親が愛用していた歩数計（万歩計？）を借りてすごしたことがあったのですが、登下校なども含めるとあっという間に数千歩、場合によっては一万歩ですら難しくない数字だったように思います。今はそういった暮らしからはだいぶ遠のいており、せめてと、家から出ない日でも一日千歩を目標にしました。

これは比較的難しくない数値なので、目標はもう少し高めでもいいのかもしれません。

とはいえ一日五十歩未満の生活からは脱却。実は夏にウエストポーチを使い始めたときも一時的に似たような感想を持ったのだけれど、今回はそれがもう少し身近になった形。

過去記事：100円ショップの、ウエストポーチ。

スマホを持ち歩く楽しみはこういった部分にもあるのだなと感じるようになりました。

スマートフォンの存在は、あれば便利なことは理解でき、私でも少しずつ活用の幅を広げ、今回のように歩数確認で一喜一憂することもあるのですが、なければないであまり気になりません。非常時のために持っておこうという気持ちはあるけれど、丸一日外出している最中、鳴りさえしなければ一度もバッグから取り出さないこともしばしば。別途時計を持ち歩いているからかもしれません。

そんな自分の性格も手伝い、家の中でもスマホを持ち歩く習慣ができなかったのですが、ポケットに入れるのが日常になってからは歩数という楽しみ方があることを体感。冬の間は更に私の行動がにぶくなるのだけれど、アプリを確認しながら一日の小さな目標達成は目指していこうと思います。

本日の猫。