歯医者でパニック、親知らず。

こんばんは、ヤマネコです。

十代の内に、親知らずが四本とも生えました。

今年も飾り始めた、庭のせんりょう。

自分でよく観察したことはないけれど、歯医者さんから「キレイに生えてますね」と褒められる(?)ので、問題なく成長してくれたらしい私の親知らず。

中には理想どおりには生えてこずに手術で抜歯をするケースや、抜くとかなりの激痛をともなう…なんて話を聞いてはドキドキしていたのですが、どこかで私には無縁の話だと思っていました。

 

ただ以前通っていた歯科医院で、四本ある親知らずのうち一本だけ、「そんなにひどくはないものの、もしかすると隣の歯に悪影響がある」「いつか抜くことになるかもしれない」と言われたことがありました。

それからもう五年以上経っていて、今年はその歯医者さんからも転院。今の先生には何も言われずにきたので、親知らずのことなんてすっかり忘れていたのですが、先日唐突に言われたんです。

「親知らず、今日抜いてもいいですか?」

 

え?

今日?今?
親知らずってそんなに気軽に抜くものなの?

この先生はそれまで親知らずの話をすることもなかったのに、突然に。

(その直前に抜く理由は説明を受けており、ふだんのインフォームドコンセントもしっかりした病院です)

 

ちなみに通い始めて三ヶ月ほど。こんなに長引いているのは私の通い方が不定期になってしまっているという事情があるのですが(月1~2回ペース、猫を理由にドタキャンもあり…)、かなり丁寧に歯のメンテナンスをしてくださっているから。

だからそろそろ通院も終わりかな~年内で終わりにできるといいな~とこちらはのんきに考えていたその日突然、親知らず。

たとえば前回あたりに「次回は親知らずを…」と予告しておいてくれたら、こちらも色々準備ができたと思うのに、そんな急展開ってありますか?

 

いえ、ありました。

抜いてもいいかを訊かれて一瞬固まっていたら、「ご都合はいかがですか」と。

ご都合って、何だろう?

今考えると、抜歯をした当日は食事や生活に気をつかう必要があるので、そういう意味での「ご都合」だったと思うのですが、プチパニックだった私の頭はうまくまわらず。でも先生が「今日」というからには、そんなに身構えなくてもポンと抜いてもらえるのかな?と必死で前向きに考えた結果…

「お願いします」

と声をしぼり出すことに成功しました。  

 

短く切りすぎた枝を安定させるときには、ビー玉を使って。

 

問題はそのあと。

例によって「痛かったら左手を」と前置きした先生は、私の口内に麻酔を施し、抜歯に移りました。

私はといえば、「身構えなくてもいいに違いない」と自己暗示をかけながらも心の準備ができておらず、全身からはこれっぽっちも力が抜けず。そのせいもあってか、たびたび先生が「痛いですか?」「大丈夫ですか?」と訊いてくださるんです。

麻酔のおかげでまったく痛みはなかったのですが、あまりに「痛いですか?」と訊かれるものだから、次の瞬間に激痛が走るんじゃないか…と完全に及び腰。ますます身体に力が入るという悪循環になっていました。

 

そんなことの真っ最中、唐突に別の心配が浮上したのです。

「あれ?これ、いくらかかるの?」

私の浅い知識の中では、親知らずの抜歯は高額のイメージ。

今日のお財布の中身で足りる?
クレジットカード使えるの?
一番近い銀行って、どこだっけ…?
でも先に説明がなかったってことはそんなに高くない…?

私のお財布の中身、今いくらー!?

 

その間、2~3分だったと思います。

よかったのか悪かったのか、お金の心配をしていたらあっという間に抜歯も終わり、結局ほとんど痛みもなく。あとは注意点などが書かれた紙をわたされ、口頭で説明もしていただきました。

あっさり、終了です。

 

残す問題は、お支払い。

基本的に、現金をあまり持ち歩きません(それどころかお財布もほとんど持ち歩きません)。待合室に戻ってからそっと財布の中身を確認してみたところ、中には五千円も入っておらず冷汗が。これでも通常の診察であれば余裕で足りる推算だったんです。

お会計で呼ばれる前におよおその金額をうかがい、事情を伝えて銀行へ走ろうかと思っていたのだけれど、受付では別の患者さんが話をしていて言い出せず。

結局そのまま待つことしかできず、とうとう名前を呼ばれました。

 

そして目の当たりにしたその金額、1160円。

ここには抜歯の処置費用に加え、処方された抗生物質などの薬代も含まれています。

えっ?と思ったのですが、あとから調べてみたら保険適用での適正価格のようです(かなり良心的)。私がイメージしていた高額費用は手術などの特別な措置が必要になった場合のみで、通常であれば高くても2000円を超えることは少ないようでした。

冷静になってから考えれば、その先生が高額な費用の処置を突然するわけはないのです。ただ微妙なライン(歯医者さんで一万円くらい?)だったらあえて確認はされないかも…するかな…しないような…と、本当に情けないほどのパニック状態でした。

 

 

そんなわけで、今年は親知らずも一本手放しました。

歯に関しては問題さえなければ残しておきたかったものですが、抜歯後の傷口が完治すれば隣の歯のケアも更にしやすくなるとのこと。今後の美容健康につながる処置だったと思います。

それにしても親知らずの抜歯って、そこそこキレイに生えていればあっけないものなんですね。当日の確認のみで話が進み、費用もそんなにかからない。

いきなりの話で焦ったり、処方薬を飲んだ記憶が十年以上ないので戸惑ったりもしたけれど、私にとってはいい経験になりました。

 

歯に関しても、次なるテーマへ。

 

本日の猫。

猫、茶筅との出会い。

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本日もおつきあい、ありがとうございました。


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yamanekotora
子どもの頃に拾った猫を飼い始めたつもりが、いつの間にか猫に仕えるように暮らしています。猫にかしづく、それも幸せ。 ものづくりをライフワークにしています。