2024.6.15  現在一部の画像が表示されないトラブルが起きています。 -  9.12 現在状況の確認と対応を進めています。

虫対策の模型、羽の補修。

こんばんは、ヤマネコです。

虫予防の一環で取り入れたおにやんま君という模型を壊してしまい、その補修を行いました。

 

※以下には、虫(トンボの模型)の写真を多数含みます。アップで撮影したものが多いため、苦手な方は閲覧をお控えください。

 

田舎暮らしをしているため、夏場は家の周辺にて蜂の巣づくりが始まってしまうことが悩みの一つになっていました。

個人的には共存できればと思うのですが、蜂の場合は実害が出てしまう危険性も高く、可能な範囲で対策をすることに。その一環で試してみることにしたのが、おにやんま君というトンボの模型でした。

形状やサイズ感がほぼ実物同様。おにやんまという種を蜂や虻が避けて通るという習性から、蜂の巣対策アイテムとして市販されているものです。

具体的な効果についてはひと夏試してからご報告させてください。

 

まずは付属のストラップは外し、手持ちのテグスで設置してみることに。基本的に気になるスペースの軒先につるし、雨風の強い日は家の中に取りこんでいます。プラスチック製ということで心配していた紫外線劣化は、この季節のおかげか今はまだなんのトラブルも感じていません。

可もなく不可もなく、様子見の日々。ただ先日の風が強い日、こちらの模型も壁や屋根(庇)にぶつかりそうな勢いで揺れていたので家の中に避難させました。

その日の夜のことでした。

避難させた室内で、しかも猫のいるスペースにつるしておいたのがいけませんでした。気づいたときには床に落下してこの状態。

羽のプラスチックは具体的な素材名が書かれていません。薄いアクリル板のようにも思ったけれど、子どものころに遊んだプラバンの厚手タイプ(あるいは加熱後のカチカチの状態)にも見えます。

問題は割れてしまった透明な板同士をどうやって一枚の板(羽)に戻すか。

加熱し、素材そのものを溶かしてくっつける、つなぎにホットボンドを使う、プラスチック用のボンドを購入してみる、数日悩み、とりあえず、と実践したのが一番シンプルな方法でした。

背中のネジを回したら羽と本体を分解することができたので、それをテープで留めてみることに。

使ったのは劣化しにくいメンディングテープです。セロハンテープのほうが透明感はあるけれど、紫外線の影響も考慮して選びました。

両面からしっかりと固定し、本体に戻しました。ネジ固定で簡単に着脱できたのは不幸中の幸いだったと思います。

もともとプラスチック用のボンドが手元になかったため、家にある道具の中で選択肢をしぼり、失敗した際にやり直しが利く方法を最初に試した形です。これで駄目ならホットボンドなどを試してみることに。

 

ひとまず補修後の羽にぐらつく様子がないことには一安心。

素人補修で心配していたことのもう一つが、バランス。

正常時、左右の羽はつりあいがとれていたけれど、補修後はやはりちょっと傾いてしまいました。風で揺れている間にテープの固定部に負担がかかることも考えられます。このまま長持ちさせるのは少々難しいかもしれません。

ただ見た目の問題として、白い壁を背景につるして少し離れてみる限り、テープはあまり目立たない様子。人目よりも虫目(?)でおにやんまと認識してもらえれば、本来の効果を感じられるのでは? と思います。ひと夏お試しでつるしておくぶんには十分かなと。

この状態で何年ももたせるのは難しいと思うので、騙しだましひと夏使い、その効果によって来年用に買い直す検討をします。

 

私自身の設置(仮)場所の悪さでこんなに早く破損させることになってしまったけれど、これはつまり、猫たちは本物のトンボだと思ったのでは? と前向きにとらえることにしました。

(本物でなくとも、ゆらゆら揺れているものには興味を持ってしまう彼らですが)

改めて、今季の庭に蜂の巣ができないことを祈ります。

 

類似品が多数出ていましたが、商標や意匠の登録がされているものを選びました。

 

本日の猫写真はおやすみさせてください。

尚、主犯格(おにやんま落下事件)の捜査は行わないことにしました。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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