愛用の家具は、切り取るように捨てていく。

こんばんは、ヤマネコです。

ゴールデンウィークより少し前のことですが、また一つものを手放そうと動き出していました。

すぐに捨てたわけではなくて、試しに「撤去」だけして様子を見ること数週間。実際に手放したのは先月半ばのことです。

そんな風に慎重に送り出したのはこちら。

これは私が仕事部屋で使っていた…

椅子の「背もたれ」でした。
(猫の背中、先月からちょっと剥げております)

 

その椅子は、少し前までこんな状態でした。

昨年12月の状態。

そして現在の様子がこちら。

背もたれを外したら、ずいぶんコンパクトな印象に。

この椅子は自分で組み立てるタイプの家具で、ネジを留めたのも私。だから分解も簡単なのです。

 

椅子を買ったのは2013年。本業のデスクワーク中に猫を抱っこしたまま作業がしたいと思って選びました。

購入時には「肘掛け」や「クッション」もついていたのですが、それを一つずつ捨てていき、今は座面と脚だけが残っています。

当初は肘掛けがないと猫がズレ落ちてしまいそうだと思ったのですが、問題なさそうだったので手放すことに。前後して、中綿(ウレタン)がへたってしまったクッションも処分。

そして今回、とうとう背もたれも。

なぞのポーズ。

昨年の記事では「背もたれがないとひっくり返りそうだから残す」と書いていましたが、これに変化があったためです。

 

一番の理由は、髪型。

以前はヘアゴム(シュシュなど)で髪を結んでいることが多かったので、あまり気兼ねなく背もたれに寄りかかっていたのですが、簪で髪を結い上げるようになってからは躊躇するようになりました。私の結い方が未熟なせいもあると思うのですが、ちょっとぶつけるだけで形が崩れてしまうんです。

そんな意識を持って姿勢を正すようにしていたら、簪を使っていないときも背後に体重を預ける癖がなくなり、猫が飛び乗ってきても踏ん張れるようになり、それならいっそ背もたれを外してしまおうということに。

 

実際に背もたれを外したのは4月半ばのことで、およそ二ヶ月、この小ざっぱりとした椅子でデスクワークをしています。

色々心配もあったけれど…実際にはとくに問題もなく、それどころか狭い仕事部屋の見通しがよくなり、少し広くなったような錯覚さえもたらしてくれました。

ついていたのは薄いメッシュ生地の背もたれでしたが、ハイバックの存在感は大きかった。それが一気になくなったのだから、視界が開けるのも当然でした。

 

また、このタイプの椅子だからこそ座面が広く、私が腰かけつつ、猫が寝そべるスペースも確保することができたように思います。

左は私の脚(スカート)です。

むしろ、こんな広々とした背もたれなし(&キャスターつき)の椅子を探すほうが大変そう。あっても選択肢は少ないだろうなと。

 

今となっては「最初からシンプルな椅子を買えばよかった」と思うのですが、そのときそのときで便利に使ってきたものを無駄とは思いません。

  • パーツそれぞれ、便利に使える過程を満喫できた。
  • 分解処分しながら、自分なりの快適さを追求できた。
  • 減る過程に「大きな存在感が消える」爽快感を見いだせた。
  • 現状、満足。

それに、背もたれがある不便さは、背もたれを持ってみないとわからない、と思うのです。

この椅子がこれ以上小さくなることは(たぶん)ありません。これが完成形。買い物の仕方として反省する部分もありましたが、四年がかりで、いい試行錯誤ができたと思います。

 

更に、うちの椅子と猫。

実は背もたれについて「処分」と書いていますが、なんと譲ってほしいと言われたので「譲渡」の形で手放せました。

いつも(ちょっと不思議に感じつつ)本当にありがたいなあと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。


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yamanekotora
子どもの頃に拾った猫を飼い始めたつもりが、いつの間にか猫に仕えるように暮らしています。猫にかしづく、それも幸せ。 ものづくりをライフワークにしています。