こんばんは、ヤマネコです。
今週から寝間着を衣替えしました。浴衣です。
昨年から日常着として和服に袖をとおす、「ふだん着物」の暮らしを始めています。といってもいつでも自由に着られる!と豪語するには程遠く、たどたどしい手つきで着付けるのは月に一度か二度のこと。それでも私にとっては特別な、心から求めていた暮らしに少しずつ近づいている気がしています。
そのふだん着物の一環として始めたのが、浴衣寝間着。
お祭りに着ていくようなパリッと糊の利いた生地ではなく、洗いざらしのようなガーゼ素材のリラックス用。旅館のように細い帯(これも同じガーゼ素材)を結んで、そのまま寝床へ入ります。それがとっても心地よく、昨夏じゅう無理なく続けることができました。
けれど季節が移り、寝具が冬物へと変わった頃、厚手の布団に脚を入れるときに浴衣の裾がまくれてしまうのが気になり始め、ズボンタイプのパジャマ(洋装)へと切り替えていました。
そして今夏、再び寝具を夏物へ。続いて、満を持して浴衣寝間着を再開することに。数日経ちましたが、久しぶりの心地よさを堪能しています。
洋装がダメなわけではないけれど…好きなんです、和服が。
人より暑がりな体質なので、寝間着をガーゼの浴衣にすると、寝具(かけるもの)が少しシンプルになります。既に冬布団を春に薄くして、今はもっと薄いガーゼケット一枚になっているのですが、それが夏には、浴衣だけというスタイルに。
私の場合、真夏は「かけるもの」が一切必要なくなりました。
ふっくらとしたガーゼ生地の浴衣そのものがほんのりあったかく、よほど涼しい夜でなければ寝冷えすることもなくぐっすり眠れます。逆に通気性よく蒸れないため寝苦しくもなりません。寝具が一枚減れば洗濯もお手入れも楽になるし、寝間着を浴衣にすることで気づけたことがたくさんありました。
そんなわけでこれからの季節の私の寝床は、その日の気温にあわせて休む直前にガーゼケットを載せるだけ。他には何もありません。
…と言いたいところですが…。
シーツの上に敷いてあるのは、綿麻素材の枕カバー。私は枕も使わないのですが、カバーだけは敷いています。ご覧のとおり、猫がこの上で眠るのを好むため。
でも基本的にはみ出ているし…
私が横で寝ていようがいまいが遠慮なく寝返りを打ってくるので、敷いている意味なんてない気もするのですが、なぜかこの一枚がないと隣で寝ついてくれません。そして彼がここにいてくれるだけで私の睡眠はよりよくなる、そんな身体になってしまいました。
私は私なりに暮らしのルールを決めていますが、どんなときでも優先されるのは愛すべきもふもふ軍団。それはそれで、とっても幸せです。
本日の猫、自由な寝相は続く。
なでなでして…
もみもみして…
ぼくと握手…シーツを洗いたいので起きてほしい。
でもかわいいので許すしかない。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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