無印良品の猫草、カビ問題への対策。

こんばんは、ヤマネコです。

ここ数年、猫草の栽培セットは無印良品でしか買っていません。

土台が土やスポンジではなく再生粉砕パルプで、うっかり倒しても部屋が汚れにくいし、容器も防水加工をほどこされた紙袋なので最終的に可燃ごみで処理できるのが楽。二個セットで200円弱というお値段も理想的で、もうこれ以外は買えないな、と思っていたのですが、二年前の夏に事情が変わりました。いくつ挑戦しても、100%といえる確率でカビが生えてしまったんです。

 

同時期に買ったものを冬まで保管し育ててみたら問題なかったので、結局のところ「高温・多湿」という気候の問題かなと。わが家の場合は「無印良品の猫草を使うのは冬(秋~春)だけ」という結論に落ち着いて、昨夏は自分でそろえた道具や種で水耕栽培をしていました。

カビ問題から三年目となる今夏もそのつもりでしたが、梅雨入り前までは栽培セットのお世話になることに。そう思って続けていたら、今年は早々に、一ヶ月ほど前からカビが生え始めてしまいました。

 

ここ数日は寒いくらい涼しい関東ですが、その前は夏日が続いていたし、更にさかのぼると春先から驚くほど気温が上がることもあって、早々と夏を迎える空気がただよっていたように思います。そのせいでカビも早かったのかなと。気候ばかりはしかたがないし、今回買いおきしたぶんも夏の栽培はあきらめるつもりだったのですが、ふと別の方法を思い立って試していました。

それが、容器を「通気性の良いもの」に替えること。

これは以前購入した、立てて使えるタイプの排水口ネット(薄いほう)です。これに無印良品の猫草パッケージの中身を丸ごと移して育ててみることにしました。

初日の給水作業だけは付属の袋で。注いだ水が紙袋の中でたぷたぷしなくなってから(目安は翌日)排水ネットに移しました。

中身を丸ごとわしづかみにして、丸ごとドンです。
(今になって気がつきましたが、三列に分解すれば良かったかもしれません)

念のために受け皿を用意したけれど、思いのほかパルプがしっかり水を含んでくれるので、前日に注いだ水がこぼれたり、たれたりすることもありませんでした。

 

この作業、二度、失敗しました。食用にできないため、この時点で処分。それらの失敗を踏まえて挑戦した三度目は、ようやくカビに悩まされることなく収穫できました。

ちょっとおかしな状態になっているのですが、こちらが成功時の写真です。
(このときはまだ暑かったです)

想定外だったのは、排水ネットの網目に葉が突き刺さるように成長してしまったこと。ただ上の写真の状態で育てたときはカビが生えませんでした。

初回の失敗は「受け皿と接していた底」からカビが生えてしまったこと。少し通気性がいいかなと梅皿(絵の具などをのせるパレット)を使ったのが二度目。それでもダメだったので、つるしました。

おしゃれなインテリアのお宅にある「ハンギングプランツ」とは似て非なるものですが、これでひとまずカビは免れたので、私にとっては成功です。

 

ただこの方法にもデメリットはあり、一番悩ましいのは土台がとても乾きやすいこと。

葉っぱも枯れやすい。水をあげることはできるけれど、これまでの経過を考えると、新たな加水がカビにつながるかもしれません。あれこれ悩んでいる間に収穫できるまでは育ってくれたので、私は追加の水やりは控えて、早めに収穫し終えることにしました。

少ししおれてしまった葉も、数時間コップの水に挿しておけば元気を取り戻します。意外とくたびれた葉っぱのほうが食べやすそうな子もいるので、そのままあげてしまうことも多いです。

(ただ、猫が猫草を食べる理由に「葉のチクチク感で胃を刺激して飲みこんだ毛玉を吐き出しやすくしている」というような俗説もあることを書き添えておきます)

他の栽培方法でも同じですが、私は鉢植えから直接食べてもらうのではなくて、人間の指で抜くように収穫し、それを洗ってから猫たちにあげています。通常の野菜と同じ感覚。先日の殺虫剤は同室で使うことを避けましたが、空気中に何か飛散しているかもしれないし、気休めでも水洗いくらいはしておこうかなと。

またカビトラブルが始まった2018年当時、引き抜いた葉の根元に黒い点々としたもの(やはりカビ?)が付着していたこともあったので、その確認も兼ねて目視したり洗ったりしています。その作業も継続しつつ、今のところ「三度目の方法」のくり返し(四度目以降)でもカビは生えていません。

尚、三度目で成功したとき、土台の解体もしてみました。

この後もう少しバラバラにしました。見えない場所がカビだらけだったら、と心配しましたが、幸い三度目の方法では内部も無事のようだったのでホッとしています。

 

もう一つのデメリットが、一つの土台からくり返し収穫するのが難しいこと。

かいわれ大根などの再生栽培と同様に、土台を残しておくことで再び伸びてくる葉を収穫できるはずなのですが、「土台が乾きやすい」「追加の水やりを控えたい」といった条件だと、以降の収穫はほぼ無理そう。

一度収穫した後に水やりをして、カビの確認を続けながら再度の収穫を待ってみるという方法はとれそうですが、もともとの手軽さから考えると少し面倒だなと思ってしまいました。

 

更に、これからますます暑くなる季節。真夏にも同じ方法が使えるかは自信がありません。湿度とともに気温が上がれば土台もますます乾燥しやすくなるだろうし、途中の水やりなしで育てるのも難しくなりそう。

ただ、セットの紙袋のまま育てるよりは「カビを防ぐこと」の成功率は上がりました。もったいない話なのですが、この一ヶ月間は実験感覚だったので「つるす」を試すのと同時に「これまでどおり」の育て方も並行して行っていたんです。二つの猫草をほぼ同じ環境において、これまでどおり(紙袋のまま)育てたほうのカビ発生率は、わが家の環境だと残念ながら100%でした。

 

無印良品の猫草で、カビが気になる季節には、

  1. 通常(パッケージの説明)どおりの方法で、最初の水やりを終える。
  2. 翌日、排水口ネットに移してつるす。
  3. 通気性が良く、涼しい場所で育てる(ほぼ放置)。
  4. 育ったら(7~10日後が目安)に人の手で葉を収穫し、洗ってから猫に食べさせる。
  5. 葉がしおれているのを猫が嫌う場合は、コップに数時間挿しておく。

私の場合は、デメリットがあってもこの流れ(つるす栽培)を続けてみるか、そろそろ栽培セットで育てるのをあきらめて冬まで保管しておくかの二択。

関東が入梅するまであと少しだと思うので、もうしばらく試行錯誤の栽培セット使用を続けてみようと思います。

 

本日の猫。

というわけで猫草は私の手から愛しの猫に、「はい、あーん」。

………………指先まで持って行かれないようにしながら、あげています。

そういえば同居しているのは肉食動物だった、というのを思い出す瞬間でした。
(食べているのは葉っぱなのに、です)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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