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昔なじみの、マキロン。

こんばんは、ヤマネコです。

この冬、久しぶりにマキロンを買いました。

久しぶり、といっても私自身が購入したのはおそらく初めて。でも子どもの頃から家庭の薬箱に常備されており、転んですりむいたときなどは必ずお世話になっていた記憶があります。

買ったのは初めて。でも昔なじみ。

私にとってのマキロンはそんな薬です。

 

とはいえ今回これを買った目的は自宅用ではなく、一人暮らしのご近所さんのため。実は私と同じ理由(湯たんぽ)で脚にやけどを負ってしまった方の、簡易的な処置のために購入しました。

私がやけどをした際、この程度なら病院のお世話にはならない方向でと自宅でできる処置を実践。結果的に問題はなかったと思うけれど、正直なところ私以外の人には通院をおすすめしたいです。私の行動は、あくまで自己責任だから。

 

今回はたまたまご近所さんから、私の体験と似たような話を聞きました。相談というより世間話の延長です。

「湯たんぽでやけどしちゃって」
「私もこの前やっちゃいました」

そんな調子で。ところが靴下をちらりとめくって見せてくれた損傷が、素人目にはかなりひどいものに見えました。

 

※以下数行、少々痛そうな話になります。

少し強引なくらいに通院をおすすめしたのだけれど、億劫とのこと。送迎のお手伝いをすると申し出たり、往診の選択肢をあげてみたりしたものの、抵抗があるご様子。でも患部を見る限り広範囲の水ぶくれ。しかもその場で破けてしまい、ちょっとした惨事に。

それでも放っておく、大丈夫、とのお返事にはどうしても心配になり、せめてと思って薬局で買ってきたのがマキロンでした。私が小さなやけどに重宝していたケアリーヴ(絆創膏)では、一番大きなサイズでも覆いきれない面積だったからです。

 

結論からいえば、処置方法が正しかったとは思いません。薬選びも誤りがあったかもしれません。仮に応急処置がうまくいったとしても、その後はどうにか病院に行ってもらうべきだったはず。

ただ今回の患者さんとなる方にとって、私はあくまで近所に住む他人。無理やりに推し進めるわけにもいかず、完全な素人が無い知恵をしぼり、相手の許容範囲をさぐり、ネット情報と薬局での簡単な相談の上で用意したものが今回の消毒薬です。

トラブル自体は1月に起こった話で、すでに二ヶ月ほどが経過。

端的にいえば私自身も取り入れていた湿潤療法とあわせて処置し、不幸中の幸いにも傷口がそれ以上悪化することはありませんでした。体調に異変もなく、傷口の様子もだいぶ落ち着いてきたところ。ただ、おそらく痕は残ってしまうだろうなと想像しています。

 

処置方法については、信頼のおける先生に診ていただく以上の正解はないはず。

悪化させる前に病院へ。

それが患者自身のためでもあり、医療関係者の方にとっても迷惑にならない最善策だと思っています。

 

その大前提をふまえた上で、今回は昔なじみのマキロンについて新たな知識が増えました。

実は最初に購入したのは、私がよく知る液体のマキロン。ガーゼなどに含ませてから患部に充てて使うものだと思います。様子を見ようと思って小さいサイズを選んでいたのだけれど、後から買い足したのは軟膏タイプ。

透明のジェルで、のびもよく、ガーゼなどを使わずに指で塗ることができます。

無臭かと思ったら、マキロンの香りがしました。

傷口の状態や範囲などにもよると思うのですが、自分で塗るのも、他人に塗ってもらうのも、やけどには軟膏タイプのほうが使いやすいのかなと。ガーゼなどにしみこむこともないので無駄もない印象。とくに湿潤療法に使うなら軟膏タイプのほうがあっているように思いました。

(完全に素人の、使い勝手の感想です)

 

私が今回初めて知ったのは、マキロンの「s」のこと。

これ、「s」がついているマキロンと、ついていないマキロンが存在するんです。もしかすると一般常識かもしれませんが、私は長らくこういうものを買うことがなかったので知りませんでした。

  • 通常のマキロンは傷口の消毒に使われる指定医薬部外品。
  • 「s」がついているほうのマキロンには、皮膚の修復成分やかゆみを鎮める成分が含まれている第三類医薬品。

ボトルサイズに大差がないのに、マキロンsのほうが高価。高いほうが効きそうだけれど、目的にあわなければ無駄になってしまいます。まずは安いほうでいいかなと一瞬は思ったものの、ネット情報や薬剤師さんの話を参考にマキロンsを選びました。

 

sがあるものと、ないもの。使い比べたわけではないので、治りのよさなどに違いがあるのかは正直わかりません。

ただ私がやけどを負った際、治りかけの頃に少しだけかゆみがありました。傷口そのものだったのか、貼っていたテープ部分のかゆみだったのか判然としないのですが気になっていた。とはいえかきむしるほどではなかったし、完治前はそういうものだという認識でいたので深く考えずにいたんです。

ただマキロンsを使うご近所さんは、やけど直後こそ痛みがあると言っていたけれど、治りかけのかゆみは出なかった(出ていない)ようです。それも効果として実感できているならとてもよかったなと思いました。

昔から存在は知っているし使ったこともある、けれど大人になってからは縁遠くなっていたもの。容量や形状(液体・軟膏など)の違いはあっても一種類だと思っていたけれど、もっと選択肢があったんだなと。

ちょっとした傷には薬などを使わずにすませてしまうことが多い私ですが、靴ずれにも使えるというのを見てちょっと興味が出てきました。とくに夏場の下駄やサンダル用に便利そう。リピートする機会があれば「s」を意識しようと思います。

 

 

本日の猫。

ぐっすり眠っている猫をこっそり撮影しようと思ったら、完全に見つかってしまったところ。

私ががさごそやっていたせいかもしれませんが、寝顔が撮れず残念です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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