猫の首輪に、鈴はいらない。

こんばんは、ヤマネコです。

足音を立てずに忍び寄る猫、彼らが鈴をつけていてくれると助かります。

※この記事は2016年6月に別ブログで公開したものをリライトしました。

 

現在のわが家では、すべての猫たちには首輪をつけることができていません。

全員分を用意はしてあるのですが、つけても外してしまう子(自分だけでなく他の子のぶんも外して回る子)がいるので、様子を見ながら年に数回つけたり、外したり外されたりをくり返しています。

そんな首輪、カラー(collar※襟、首飾りなどの意味)と呼ぶこともあるものについて。昔お店で選ぶときに「犬猫兼用」の商品をたくさん見かけたのだけれど、私はその中でも「鈴がついているものが猫専用」なのだと思っていました。実際にそう書かれているものが多かったと思います。

でも、それに少しずつ違和感を持つようになりました。

 

猫はこちらの呼びかけに応えてくれる子ばかりではなく、「どこにいるんだろう?」というときに首輪の鈴が鳴ってくれるだけでホッとします。思わぬ場所に忍びこんでしまった子をさがすときにも便利だし、外を自由に歩きまわる子の場合は、鈴の音が命をつなぐこともあるかもしれません。

ただ、いくら首元とはいえ、顔のまわりで鳴りつづける鈴の音を四六時中聴くのは、猫にとってストレスになる可能性もあるのだとか。

 

そもそも猫の視力はあまりよくないと言われていて、それを補うように聴覚がとても発達しているそう。何もない部屋の壁や、天井のすみをじっと見つめる猫は、その壁の向こう側の音(虫や空気の動く音)に反応しているとも言われます。

そんなに感度のよい耳のそばで、甲高い鈴の音が鳴りつづける。

そこからの負担を考えると、わが家の猫たちの首輪に限っては、鈴は不要かなと。

 

たとえば難聴の子とのコミュニケーション上で必要になる、そういった事情はまた別の話。あるいは猫の性格だって様々なのだから、鈴の音なんて気にしない子もいるとは思います。

だから鈴が絶対にいけない、危険だ、というわけではないと思うのだけれど、わが家ではアロマなどと同じ扱いで「猫にとってちょっとでも気がかりで、私たちの生活に必要不可欠ではないもの」については、できる範囲で取り除いていく方針となりました。

 

そう気づいて動き出したのは、十年以上前のこと。その時点でもう何年も鈴をつけさせて生きてきた子もいましたが、一度にすべての猫の首輪から鈴を取り除きました。そして新しく買い求めるときは、鈴のないものを選んでいます。

そんなタイミングで出会ったのが、56nyanさんの「猫用」の首輪でした。

こちらは最近購入した子猫用ですが、大人用も総じて素材がやわらかく、軽量で、他メーカー品だと嫌がる子でもこちらの首輪は高確率で大丈夫。残念ながらこれすら受け入れてくれない子がいるのも事実ですが、猫にとっての負担を限りなく軽減させる形で製品化されたものだと感じています。

ただこれは成長著しい子猫のためにサイズ調整がしやすく、そのぶん緩みやすくなっているため、私は「今のサイズ」にあわせてひと縫いして留めました。

本当に一針だけで、今は毎月ペースで縫いなおしています。

 

わが家での話を正確にすると、56nyanさんの首輪をきちんとサイズ調整してつけた場合、ほとんどの子がすぐに「自分がつけていること」を忘れてしまうようです。相当なじみがよいのだと思う。

ただ他の子がつけた首輪を客観的に見て「兄弟の首に変なものが!」と気にし始め、自分の首にも何やらついていることを思い出し、暴れたり、他の子の首輪を外して回ったり…といった子がいるのが、わが家の事情。せっかく毎月縫いなおしている子猫用の首輪も、たびたび外されているのが現状です。

仮に一人っ子だったら、完全に忘れ去った状態で身に着けられる首輪だったかもしれません。

 

猫たち(一猫でも)にとって不快なものを無理につける必要はないだろうと思う反面、災害時や脱走時の命綱になることも考えられるので、できるだけ「首輪だけ」はしてほしいのが本音です。

備えとしてはマイロチップという手もあるけれど、パッと見て多くの人に理解してもらいやすいのは、きっと首輪だから。

そうやって万が一のことを考え始めると、鈴つき首輪なら更なる安心感につながるのもたしか。ただ大切な猫たちだからこそ、「もしも」に備えることで「毎日」小さなストレスを課すかもしれないと悩んだ末に、私は日々の快適さを優先させることに決めました。

 

以来、わが家の猫用首輪に、鈴はいらない。

 

それが定番となりまして…

今はアジの開きなどに、もとい、猫のおもちゃに鈴を縫いつけています。

ぶんぶん振り回して遊ぶこともあるのでうるさいと言えばうるさいのですが、こうしておくと猫の首元で鈴が鳴らなくても、彼らの居場所が少しだけ把握しやすくなります。更には「鳴るおもちゃ」として猫の気もひけるようでした。

一振りするだけでも子猫だけが走ってくるので、子猫召喚の道具としても重宝しています。

 

そしてちょっと思い出深い鈴つきの首輪(子猫用)は、分解せずに…

時々、私がつけています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ



広告