人気復活、ネコのおもちゃ。

こんばんは、ヤマネコです。

昨年の夏、百円ショップで豆苗プランターを買いました。

穴のないうつわと、水切り用のざるがぴったり重なる水耕栽培用のもの。

ただしわが家では豆苗ではなく……

無印良品の猫草キットを入れるのに使えないかな？　と思っての購入でした。

猫草キットの外袋を外し、通気性をよくしたうえで育てるのにこのケースを使ってみたかったからです。

結果的にこの使い方は失敗に終わりました。サイズ感は期待どおりだったものの、やはり完全に育ち始める前にかびが生えてしまったんです。

とはいえ試すことができたので私としては満足。

プランター本体はひとまず塩素漂白し、その後の用途について考えていました。

そして思いついたのが猫のおもちゃ箱。

わざわざ二段重ねになったプランターを使う理由は、下段に仕込みたいものがあったから。

これは、またたび。

猫用のおもちゃ（爪とぎなど）についてくることが多い、小袋に入った粉末です。

個々の中身は微量だけれど、猫用品を頻繁に購入するわが家で入手するのは年に数十袋。

うちの猫たちはダンボール製のなんの変哲もない爪とぎでも開封すれば工夫をせずとも飛びついていくため、こうして付属しているまたたびの小袋は大半を未使用のまま処分してしまうことが多かったんです。

最近の研究ではまたたび自体の常用に健康被害はないとの発表もあります。

ただわが家はさすがに手に入れる機会が多すぎるので、普段から使用量を抑えるようにしています。

そんな粉末またたびを（実際には小袋から出した粉末だけを）この豆苗プランターの下段にセット。

それからざる越しにおもちゃをセット。

こうしたうえでひと回り大きめの袋で密封。

数時間から半日ほどこの状態でおけば、おもちゃにまたたびの香りが移ります。

それで遊んでもらうようにした結果、この方法は大成功でした。

香りを移す工夫はキャットフードでも取り入れています。

またたびも枝や葉を使って同じ方法をとることがありました。

ただ布製品（おもちゃ）にまたたび粉末が直接、それも大量に付着する使い方は避けていたんです。それもこのプランターを使えば解決。

またたびやキャットニップなしでも楽しんでくれるおもちゃが一番だとは思いつつ、比較的きれいなうちに飽きてしまったものにもう一度興味を持ってもらえたらとも考えます。

人間のお財布事情につきあわせてしまうようで申し訳ないのだけれど、猫に楽しんでもらえるようにと今後も工夫していきたいです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。

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