花瓶の花にも、剣山を。

こんばんは、ヤマネコです。

かつて祖母が使っていたという剣山の一つを、少し前に譲り受けました。
※古い剣山を使い始める前に行った「お手入れ中の汚れ写真」が複数登場します。

華道を嗜んでいた祖母の家には、使う人を失った多種多様の剣山が今もたくさん眠っています。ちょうど仏花をかざる機会の増えたわが家でも出番がありそうだと思い、一ついただいて帰ってきました。

それがこちら。
お手入れ前の写真で失礼します。

見方によっては「汚い不燃物」だと思うけれど、私には「お宝の古道具」。小ぶりながらしっかり重たい剣山で、年季が入っていても十分に使えそうです。

ただ、あまりにこびりついたサビ?がひどく見えたので、まずはお手入れから始めました。

 

ネットで検索すると色々な方法があるようでしたが、私は見よう見まねで、家にあるものでナチュラルクリーニングしました。

まずは適当なうつわ(剣山がすっぽり収まる程度のサイズ)に剣山を入れます。

そこに重曹をまぶします。ダマになってしまいましたが、気にせず。

そこにクエン酸水(あるいはレモン果汁)を注ぐと、一気に泡立ちました。

このまましばし放置。
およそ五時間後、うわわ…という状態になりました。

一呼吸おいていただき、いざ。

予想はしていたけれど、すごい。
サビだけではないような気がしてきます。

さいごに毛先が長めのブラシで、やさしくこすり洗い。

ピカピカとまではいかないけれど、針の部分などは輝きを取り戻してくれたかなと。
(ちなみに土台にゴムはついておらず、鉛?だけだと思います)

 

私自身には華道の心得はありません。

実は…ある意味破門されたようなもので、センスをみがけないまま終わってしまった過去があります。お花を生けるバランスって本当に難しい。

それでも剣山を使おうと思ったのは、あくまで花瓶に仏花を生けるとき。

 

わが家には一種類しかない花瓶(あとは食器などで一時的に代用)に、「常にぴったりな量の花」というのは難題でした。

最初はちょうどよく用意しても、傷みの早さで間引いていけば徐々に花束も痩せていきます。少なくなるほど花が傾ぎ、茎に負担がかかることで曲がったり、折れたり。見栄えが悪くなりがちでした。

以前はその都度、庭の花をつぎ足すなどして対応していたのですが、剣山を使えばその悩みが少しは改善されるかなと。

実際に、頭でっかちのあじさいを挿しても思いのほか安定してくれたので、仏花を生ける負担も少し減りました(ほぼ毎日切り戻すので、最初は茎を長めに残しています)。

 

ちなみに一時は茎の一部を麻ひもや針金で留めるという方法も取り入れていました。

これも手軽ではあったけれど、バランスや位置の調整などで何度も留め直すことがあったので、私は剣山のほうが楽かなと。

 

改めて剣山というものを使ってみて、その便利さを実感するとともに「花に針を挿している」ということへは少しだけ心苦しくなりました。

毎日はさみを入れながら花への気づかいなんて今更なのですが、お手入れ中の剣山に何度か指をひっかけて「痛い!」と思ったからかもしれません。

花よ、ごめん。
そしてありがとう。

せめて少しでも長く、美しく供えられるよう、ケアを続けていこうと思います。

 

本日の猫。

今日のぼくは(も)とてもいい子なので…

しこたま撫でよ。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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