今年の梅しごとと、入れ子の竹ざる。

こんばんは、ヤマネコです。

今年も梅しごとの季節がやってきました。

梅干し、梅酒、梅シロップ。それ以外にもやってみたいことは色々あって、どこでどんな梅を買うか、そこから考え始めているところです。

でも今季の最初の梅は、親戚宅で収穫させてもらった果実を使うことに。

昨年も同じお宅から分けてもらった梅を使ってシロップをつくり、とてもおいしく仕上がりました。今季も早めにお声がかかっていたのですがなかなか都合があわず、なんとか梅雨入り前に間に合ってホッとしています。

品種的に梅干しには適さないので、やはりシロップかなと考えながら、今日は洗って乾かすところ(水道水が残らないように)まで終えました。

 

そんな具合にゆるっと始まった私の梅しごとですが、この機会に活躍したのが、今年新しく手に入れていた入れ子になる竹ざるです。

新しく、といっても、亡き祖母が三十年以上前に使っていたという古道具を受け継ぎました。

 

家事も、季節しごとも、針しごとも、私が祖母から直接教えてもらったことはあまり多くありません。当時の私の趣味嗜好が祖母のそれとは深く交わらなかったから。たとえばスーパーで買える梅干しを自宅で漬ける意味を理解できなかった。理解しようともしなかったのです。

それでも私の記憶の中で、暮らしや歳事をとても大切にしていた祖母の存在が印象強く残っています。そして歳を重ねるにつれ、祖母が手がけていたものごとを追いかけるようになりました。

今回いただいた竹ざるも、その祖母が愛用していたもの。一時期は私の母が活用させていたようですが、ここ数年は物置きで眠っていたとのこと。

おそらく最初は入れ子だったのだろうと思うのだけれど、年月を経て少しいびつさを増しきれいには重なりません。

自然素材の端々には傷みも感じます。それでも新品の台所道具を手に入れたときより心が浮き立ちました。

 

幸い、といってよいのか、親戚の中には私の同世代で祖母の暮らしや趣味に興味を持っているのは少数派。そのとき使われていただろう古道具をほしがる人間も多くはありません。少し上の(中間の)世代になると似たような愛用品をお持ちの場合も多く、私のところまでお鉢が回ってくるのが常。

結果的に一人で独占できてしまうので、やっぱり私にとっては幸せな環境です。

すでに調理ツールとしてのざるは持っているので増やすことにためらいもあったのですが、今夏は自宅だけでなく親戚が持つ畑でも色々収穫させてもらえそうなので、そんなときにも役立つんじゃないかなと。絶えず出番は続くことにも期待して譲り受けました。

 

道具を受け継いだだけであらゆることを祖母と同じようにできるわけではないけれど、少しでも近づきたいと思いながら大切に使っていきます。

 

そして少し前の写真ですが、お蔵入りさせたくない兄弟猫たちを。

椅子の下のハンモックから、座面上で動く兄猫が見えて落ち着かない弟猫。

気になって気になって、ちょっかいをかけすぎて、兄猫は去っていきました。

それを深追いする弟……そして誰もいなくなった。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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