ひみつ道具で、一番ほしいもの。

こんばんは、ヤマネコです。

先月は存在しないけれどほしいものについて、色々と考えていました。

まとめたのは長いこと「ほしい」と思い続けてきたものを具体的に描きだしたリスト。あえてふれませんでしたが、現実的には予算もあります。だから片っ端からオーダーメイドというわけにもいかず、いつか出会えたときのために具体化させようと始めたことでした。

 

そんなことを考える中、たびたび思い出すのがドラえもんのひみつ道具。きっと誰でも一つや二つほしいと思う道具に心当たりがあるのでは? と勝手に想像しています。

更に「何か一つ使える(もらえる)としたらどの道具がいいか?」というテーマで話したり考えたりしたことがあるかもしれません。私もその一人でした。

 

ひみつ道具は無数にあるといっても過言ではないように感じるけれど、有名なところでいえば、タイムマシン、どこでもドア、タケコプターなど。それだけでも魅力的です。

今よりずっと持ち物が多かった頃は、たとえ空っぽであっても四次元ポケットがほしかった。これ以上ない収納スペースだと思います。

他にも、もしもの世界を疑似体験できる道具とか、失くしたものを取り寄せられる道具とか、あらゆる言語での会話ができる道具とか、ぱっと思いつくものだけでも全部使いたいものばかり。ネット情報で知ったのですがお金を増やす道具などもあったそうで、正直すごく興味があります。

また、糸なし糸電話という道具も存在していたそうで、それは今でいう携帯電話。こうして現代では実現されている道具もあるのだと思えばほんのりと夢も持てました。

それでも実際には存在しないものがほとんどのはずなのに、どれか一つを使える、という前提で選ぶ作業は今でも楽しくなってしまいます。

 

そんなテーマでここ数年の私が選ぶのは、迷うことなく、お医者さんカバン。

これ一つで診察と簡単な治療ができるという道具です。未来の子ども用おもちゃだそうで、当然ながら難しい病気の完治までは望めそうにありません。それでも、この道具がいい。

 

時々、猫から「ここが痛い」とか「ちょっと体調が悪い」とか教えてもらえないものかな? と想像することがあります。それ自体が難しいこと。ただ、そもそも人間でも何らかの不調の初期段階では自覚症状がないものです。小さな痛みなら心配かけるのが嫌で「平気」と言ってしまうことだってある。

理想的なのは、自覚がないうちからできるだけ正確に不調を知っておくこと。そのためには、こまめな検査が必要。そのくらいならお医者さんカバンにお願いできないだろうか? そんなことを考えました。

 

お医者さんカバンがほしいと思ったのは猫の闘病がきっかけです。でも今は自分や人間家族が使うことも考えるようになりました。

  • 病院に行くかどうかの判断ができる。
  • ちょっとした不調が本当に軽いものなら、その場で治せる可能性がある。
  • 人間以外の家族にも使える。

この道具一つでそれが叶うんじゃないかなと。

状況によっては猫と会話したいとか、亡くした猫に会いに行きたいとか、きっと色々なことを考えてしまいます。でもどこかへ行けなくても、空を飛べなくても、金品の得がなくても、今、身近なところにいる誰かの健康が守れる道具に代わるものはない気がして。

 

というようなことを常々真剣に考えて、涙ぐみながら「そもそも一つ選んだところで存在しないから……」と自分に言い聞かせて終わる日々。我ながら苦笑してしまうのですが、こういうものがほしいという強い期待や想像力は未来に向けて大切なものだとも思います。

そんなバカげたこと、実現するわけがない、そう笑われてきたことを実現させた人たちもいる。私は考えることしかできないけれど、ドラえもんのおかげで未来への夢や希望は広がりました。

 

本日の猫。

直前まで猫じゃらしで大ハッスルしていた弟猫。

たまには動いているときの写真をのせたいなと思うのですが……

今日もうまく撮れたのは寝子の写真だけでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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