10年を経て落ち着いた、一軍の箸。

こんばんは、ヤマネコです。

本日8月4日は、語呂合わせで箸の日だそう。

数年前までは箸選びでかなり模索していたのですが、現在は定番品で落ち着いています。

 

自宅で愛用している箸は、主に二種類。

  • 木製
  • ステンレス製

そして箸を選んだときの条件で、今も重視しているポイントは四つ。

  • 同じ箸を数膳常備して、家族全員でおそろいを使えること。
  • 食事用の箸を、調理用の菜箸やマイ箸(外出用)としても使えること。
  • 食洗機で洗える素材や仕様であること。
  • 断面が丸いものより、四角形や六角形など角を持つ形状であること。

これらは今後も取り入れていきたい条件です。

 

箸は舌や唇にふれるもの。また指先で扱うので本体丸ごと感触が気になるアイテムでした。

これらは好みの問題なので、選ぶ上での正しさはないと思います。形状や素材は趣味にあわせ、その上で家族内でのすり合わせができるのであれば箸の統一化をしてしまうのが楽。

家族全員の箸を同じにする。

そんなことを始めて十年ほどたつのだけれど、ここに大きな不便を感じる機会はほとんどありませんでした。たとえば小さな子どもがいたらまた違ったかもしれません。でもわが家ではメリットのほうが大きく、今後も迷わず続けていきたいルールとなりました。

 

そして好みでいえば、私は圧倒的に木製の箸が好き。ステンレスよりも、プラスチックよりも、軽すぎない程度に微妙な重さのある木製の箸が好きです。

ただ長期使用を続ける中での経年劣化や、そこから続くコストパフォーマンスの問題もあります。手洗いにすればだいぶ長持ちする箸を、機械に任せ、熱湯で洗おうとするのだから早々と傷めてしまうのも当然のこと。逆に食洗機で洗うメリットも大きいので、洗浄方法に選択肢が増えたことでバランスをとるのが難しい素材だとも感じるようになりました。

それを補ってくれたのが、別の素材であるステンレス製の箸。箸としてこれ以上に丈夫でお手頃な素材はないかもしれません。

当初購入した一膳100円のステンレス箸とはイマイチ相性が悪かったのだけれど、300円ほどのものを買い直して試したら満足度がぐっと上がりました。

三倍のお値段ではありますが、箸としてはお安いほうだと思います。しかも三年目の今も大きな劣化を感じません。よくよく観察すれば小傷があるかな? という程度。長く使えるほどコスパの良さを体感できるようになるだろうなと思っています。

またステンレス箸は他の素材と比べて耐熱性能も高いため、菜箸としても優秀。それでいてステンレス鍋を傷つけることもなく、わが家にある他の道具との相性についても理想的でした。

とはいえ普段の食事をすべてステンレス箸ですませたい、とは思っていません。アツアツの麺類を食べようとすると箸までアツアツになるし、料理によっては先端の太さや硬さが気になることも。好みの木製の箸と兼用することで、それぞれにある小さな不満を補うのが最善だと考えるようになりました。

 

尚、木製の箸の劣化を一番感じるのは先端です。

食洗機で洗えるようにするためウレタン塗装がされているとのことで、その部分が劣化してひびや黒ずみなどの異変が出てきたら買い替えを検討。ステンレスの箸が三年以上問題なく使えている間に、木製の箸は一度買い直しています。

(正確には五膳セットを買って、数の追加を兼ねて入れ替えています)

また持ち手側の先端も劣化することがあります。これは形状の違うもの(お店の説明では「丸刈り頭」)を選ぶようにした結果、かなり長持ちするようになりました。

 

まずは使用感や見た目の好みが最優先。そこに長く使う上での傷みの度合いや、最初に購入するときのコストバランスなどを加えながら検討し、今のわが家の箸の一軍が決まりました。

好みについてはともかく、家族構成が違ったら、食洗機の使用を前提としなかったら、違う結果になっていたような気がします。今のわが家にとっての正解がこの二種類。ステンレス箸の劣化は確認できないため新調予定はまったくないけれど、木製箸については時々入れ替えながら、この先しばらくはこの二種類のお世話になります。

 

 

本日の猫。

作業のために取り出した折りたたみ式の踏み台。開かれた途端にもぐりこんだ弟猫。

いつもどこかに手をはさみそうでちょっとひやひやするのだけれど、今回もとても楽しそうでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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