春彼岸の準備と、ネコ。

こんばんは、ヤマネコです。

明日から春彼岸に入ります。

 

毎年欠かさず、当たり前のようにお彼岸は訪れていたけれど、今年はこの期間に向けて考えこんでしまうことが尽きません。何かにつけて、昨春に旅立った子を思い出してしまうから。

一年前は、毎日、毎時、抱きしめさせてもらったこととか。
今日より幸せな明日がくることを強く強く祈っていたなあとか。
がんばらせてごめんとか、ありがとうとか。

今はただただ、さみしくてしょうがないとか。

昨年すごした秋のお彼岸よりも、祥月命日に近い今のほうが想うことは多いです。

 

お彼岸は、あの世(彼岸)とこの世(此岸)の距離が縮まる期間なのだそう。雑節としては身近なもののようにも感じますが、夏のお盆のように意気込んで用意するようなこともなくて、かえって手持無沙汰で色々と考えてしまいます。

ついついマイナス思考になりがちですが、それでも一年かけて、少しだけ変わってきたかもしれません。さみしい気持ちも、悲しい気持ちも、減るどころか存在感を増しながら私の中に存在するけれど、それ以上に「がんばってくれてありがとう」の想いがふくらみ続けていると思う。

 

あれこれと考えながら、お線香を立てる香炉をお手入れ。

香炉灰の代わりの天然石は、うつわと分けて丸洗い。

どちらも一日かけて完全に乾かしました。

 

お花は家族が用意してくれたものを。

カーネーションは数週間前(!)の花がまだきれい。

それからアルストロメリアと白いスターチス、ソリダゴ、つぼみいっぱいの菊。

他の猫たちに対しては少し不安がある生花ですが、そこはとにかく細心の注意を払ってお仏壇に供えています。

 

歴代猫たちが大好きだったものや、気に入ってもらえそうなものも一そろい。

絶望的なほど食欲が落ちたときに、この二つの缶詰にどれだけ救われたことか。と思いながら、掃除を終えたお仏壇へ並べました。

無添加けずりシリーズはいくつか買ったことがあるのですが、この「いりこ入りまぐろけずり」は初めて。

「いりこ粉末」と「まぐろけずり」が入っているものと思っていたら……

いりこは丸ごと、ごろごろと入っていたので驚きました。これもぜったい、彼岸でも此岸でもうちの子たちは全員が大喜びしてしまう(食べ過ぎ注意な)おやつに違いない。

 

そうこうしている間に、永六輔さんの「人は二度死ぬ」という言葉を思い出しました。

一度目は、体が生命活動を終えたときの肉体的な死。
二度目は、人々の記憶から忘れ去られることで起こる忘却の死。

肉体を失った子たちに今からしてあげられることは本当に少ないけれど、私が生きているうちは、あの子たちを二度と死なせることはありません。

 

つい涙腺がゆるむ私の横で、ゴミ箱(捨てる予定の通販の梱包材)に突っこんでいった子猫。

心身ともに成長しつつあることを昨日は絶賛したけれど、今日も空気は全然読まない。

いや、逆に空気も私の感情も読んで、絶妙なほどに汲んでくれているのかも。

真意はわかりませんが、泣きそうなタイミングでうっかり笑ってしまうもの。

感謝の気持ちをこめて、ふとん(??)をかけておきました。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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