こんばんは、ヤマネコです。
夏場の湯上りには、すべてを台無しにしそうなほど汗だくになります。
そうなってから思い出し、ようやく実践するようになるのが湯上りに涼をとる方法。
- 入浴の仕上げに冷水シャワーを浴びる。ひざ下だけでも効果的。
- 脱衣室でサーキュレーターを使う。普段室内干しにも活躍しているもの。
- コップ一杯の水を飲む。水分補給と、内側から適度に冷やせる温度で。
家族の中でもとくに暑がりの私なので他にも様々なことを試しているけれど、徹底しているのはこのくらい。それでもなんとかお風呂上がりの快適さを確保できています。
数年前まで、お風呂の入浴剤の足しにハッカ油を使っていました。湯船にほんの数滴たらすだけで爽快な香りに癒され、肌の表面温度も下げてくれるような清涼感にも包まれることができ、本当に気持ちがよかったんです。
それを手放したのは、猫が私のバスタイムに同伴するようになったことがきっかけ。
- 過去記事:猫のいる暮らし、さらばハッカ油。
もともと猫がふれない場所で使うことを前提にしていたため、お湯を怖がらない子とすごすお風呂タイムにはふさわしくないと考えるようになりました。
ハッカの香りは猫にとってもかなり好みが分かれるようで、私がミントキャンディーを口にしているだけでもすごく嫌そうな顔をする子もいれば、逆に恍惚とした表情でにおいをかぎに来る子もいます。
お風呂を好む子はハッカの香りをあまり気にしないタイプでした。そうなるとハッカ油を数滴たらしただけの残り湯や、混ざって揮発しているかもしれない湯気であっても、万が一の事故を心配してしまう。
手放すのは惜しくもありましたが、どちらを優先させるかは考えるまでもありません。そんな経緯でバスルームでの使用をやめ、前後して全面的にハッカ油を処分しました。
処分といってもすぐに瓶の中身を空にしたわけではなく、ごみ箱の消臭や防虫を目的として使い切りました。主に、G対策です。ハッカの香りを嫌う虫は多いのだそう。それでいてごみのにおい対策にもなり、そういった用途でも以前から大活躍。
可燃ごみ、とくに猫のトイレごみの場合は、ごみ箱の中に入っている砂や使用ずみシートなどにハッカ油をたらして使用。不燃ごみに添えるときは、直接ではなくメモ用紙やコットンに含ませて、そばに置いたり、瓶や缶の中に入れたりしていました。
防虫、という用途では、効果の有無はわかりにくいもの。とはいえごみ箱周りで虫を見かけることはなかったため、私としてはハッカ油のおかげも大きかったと思っています。
ただ最近になって知ったのですが、ハッカ油を好む虫もいるのだそう。
私も怖くて凝視できないので、当ブログでは写真を掲載しません。気になる方は検索なさってみてください。名前については、シバンムシというそう。
茶系の小さな虫(1~3mm)で、生活空間のあらゆる場所で大量発生することもあるのだとか。実は知人宅の片づけを手伝わせてもらっていた際、たびたび死骸を見かけていたんです。何年、何十年も開けられていなかったであろう箱や引出しの中で見つけました。詳しく調べるのも怖くて小さなGだと思っていたのですが、違う虫だった、というのが今回の発見。
このシバンムシは、また別の虫が寄生して二次被害を及ぼす問題も抱えているそう。もう、全力で侵入を防衛したい! というのが私の心からの本音です。
そして知っておくべきだったのは、この虫が好むものの一つがハッカ油だということ。
幸いわが家でハッカ油を使い切るまでにこちらの虫トラブルはなかったけれど、よかれと思って取り入れたもので大失敗する可能性があったことに後から気づき、当時の配慮不足を反省しました。
尚、この虫はヒバ油を嫌うらしく、ハッカ油との合わせ技を推奨する情報も見かけました。ただいずれにしても猫いる暮らしの中で取り入れるのは悩ましくもあり、わが家では現時点で試す予定がありません。
愛用している防虫(殺虫)スプレーについてもデメリットを理解した上で使っています。
- 過去記事:猫と暮らす家の虫対策、Gムエンダー。
おそらく実存するどの方法を選んでも、100%安心安全且つ100%効果が実感できるものはないのだと思う。ただ猫(哺乳類)への安全性については、研究を重ねた上でお墨付きを出してくださっているメーカーさんを信頼することに。そんな気持ちで今年もG対策は市販スプレーの使用を継続中です。
精油は自然派の印象も強く、多用途に使うことも可能、できることなら私も使用を継続したかった。でも結局こだわりを増やすほどに複雑化し、素人知識での危険性も多々あり、虫対策については専門メーカーの市販アイテムが一番シンプルという結論に戻ってきました。
それでも、ハッカ油の多様性や夏の使用後の気持ちよさは格別なものだったなと。最近はお風呂タイムや入浴後にはたびたび思いをはせてしまいます。
私の場合は猫との暮らしが続く限り、おそらく日常的な用途で精油を多用することはもうありません。もしまた使いたくなったときには、改めて注意点などをしっかり調べた上で取り入れたいなと思いました。
本日の猫。
トンネル型おもちゃの中でのんびりしていたら、背後で響く爪とぎの音。
その音の主が、爪とぎ後はトンネルの周りをぐるぐる。
それにあわせて弟猫の視線が動きます。
それをそっと観察する、というのが今日の私の仕事の一つでした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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