こんばんは、ヤマネコです。
かねてから興味のあった、ヘアドネーションに挑戦しました。
ヘアドネーションというのは、「髪の毛」を贈るボランティアのこと。
寄付した髪は医療用ウィッグの材料などに使われて、最終的には病気と闘う子どもたちに届けられるそうです。
こんな方法があることを知ったのは何年も前のこと。当時も腰に届くロングヘアだった私に、なじみの美容師さん(転勤前)が「切るときには売るか寄付かを考えるといい」と教えてくれました。たぶん冗談半分の言葉だったように思います。
ただ私は、十代から「白髪」がちらほら出はじめました。焦ってヘアカラーなどを使うようになり、自分ではさほど傷みを感じなくても染色などの手を加えた髪の毛では当然ダメだろうなと。
ヘアドネーションについては調べるまでもなく無理だと思いこんだまま年を重ねてしまったのですが、二年ほど前にこちらの記事を拝読し、その認識が間違っていたことを知りました。
白髪でも、カラーやパーマをしていても大丈夫、とのこと。
(引っぱって切れてしまうほどダメージの大きい髪はNG)
私には青天の霹靂だったのですが、そこから私の新たな目標に「ヘアドネーション」が加わりました。
改めて、少しでも健康的に髪を伸ばす意識を持ち、ロングヘアを保ち続ける暮らしに。ふだんはセルフカットを続けていた私が意を決して苦手な美容院に乗りこみ(?)、とうとう切っていただきました。
ヘアドネーションに必要な髪の毛は、長さ31cmが最低条件。更に51cm以上あると活用の幅が広がるそうで、できれば後者をと目指しました。
時々先端だけ切りそろえることがあったけれど、前回ばっさり切ったのが(昨年の時点で)およそ三年前。このときヘアドネーションの真実というか、私のかん違いに気づけなかったことを悔やんでいます。
そしてこちらが、満を持して切ってもらった髪。
上の写真(左下)に写っている長方形の物体は40cm定規です。部分的に短いところもあるのだけど、なんとか51cmに届いているかなと。
これをポリ袋に入れて封書で発送。先方のお手間を増やさないよう、できるだけ説明どおりの簡易梱包です。
団体は複数存在するようでしたが、私はこちらに送りました。
尚、「ドネーションサロン」と呼ばれる提携の美容院でカットしてもらえば、髪の毛はお店から送っていただけます。今回の私は友人から紹介してもらった一般の美容院でカットして、発送作業は自分で行う方法をとりました。
事前にヘアドネーション希望であることを相談した上で予約をとったのですが、当日も担当美容師さんといっしょにあたふた。
- ヘアドネーションの場合、カットするのは「シャンプーの前」。カビや雑菌の繁殖を防ぐため、乾いたままの髪を切る。
- カットしやすい適当な量で、根本(切る位置より下)を輪ゴムで束ねてから切る。送るときもバラバラにならないようにそのまま梱包。
美容師さんにも慣れない手間をおかけしてしまった気がして、提携サロンに行くべきだったかなと反省(もともと行きつけの美容院というわけではなかったのだし)。
提携サロン以外のお店でヘアドネーションを希望する場合は、ある程度の流れを自分でも把握しておく必要がありそうです。
実はこのヘアドネーションに挑戦したのは、ちょうど一年前でした。
同年春に愛猫を亡くし、しばらく引きこもり状態のまま何から何までダメダメのボロボロだったのですが、ぼんやりと危機感を覚え始めたのが肌や髪。シンプルケアでもほどよい状態を保ち続けていたはずが、みるみるうちに荒れ始めました。
そのタイミングでヘアドネーションを思い出し、傷みがひどくなる前に一刻も早く切って送らねばと謎の使命感に駆られて一念発起。なかなか家から出られなかった期間中、唯一出向いたのがそのときの美容院でした。
美容院では長さに対してこの状態なら上等だとほめていただけたけれど、自分なりに一番よいタイミングで送れなかったことが、やはり心残り。それでもこのとき行動に移せたことは最善だったと思っています。
そして次のヘアドネーションに向けて、今も髪を育成中。
前回のカットから丸一年なので、新たに伸びたのは10cm強。秋(夏の終わり)に迎えた子猫もだいぶ大きくなりました。
髪のほうはもう次回から51cmは無理かもしれないけれど、31cmで様子を見たいなと。髪質的に限界を迎えるまではくり返し続けようと思っています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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