こんばんは、ヤマネコです。
今年の一月まで歯科通いをしていたのですが、それから半年以上が経ち、遅ればせながらの定期点検に行ってきました。
今日はそれと関係あるようでない話。というのも以前ネットで見かけた「歯ブラシの新たな用途」について、今回の再診をきっかけに思い出し、ようやく試してみたんです。
その用途とは、猫のブラッシングです。
といっても、換毛期にちなんで猫の抜け毛を管理するには、歯ブラシでは心もとないと思います。成猫の身体に対してヘッドが小さすぎるし、歯ブラシの密集した起毛では猫の皮膚まではなかなか届きません。
被毛の表面をなでるだけ。
でも、それが心地よいらしいのです。
一説によると、猫にとっては歯ブラシでなでられる感覚が「仲間の猫になめられている」と錯覚できるのではないか、とのこと。
猫の舌は独特なザラザラ感で、その感触を人間の手の平で再現するのは難しいこと。でも、歯ブラシを使うとそれに近い感触が生まれる。
本当かどうかはわからないけれど、実際にやってみたところ…
うちの子たちの過半数から大人気となりました。
気に入ってくれている様子を見る私のほうも、大満足。でも、とくに感激したのは、いつものブラシではとかしにくい頭部や、敏感な耳まわりも細やかに、やさしくグルーミングしてあげられること。
しかも喉をゴロゴロ鳴らしてくれるほど気持ちがよいようです。
私は新品の歯ブラシ(サンプルでいただいたもの)をおろしましたが、使用ずみのものを洗って干して、再利用してもよいと思います。歯ブラシなので好きなだけ水洗いすることも可能ですが、どうしても猫の毛がたくさん絡まるので、定期的に交換することで衛生面も保ちやすくなるかなと。
人が使い、猫に使い、そのあと掃除にも使って、処分。
猫とのコミュニケーションになり、消耗品の再利用をしつつリラックスしてもらうこともでき、猫と暮らすわが家にとっては最高の情報でした。
ただし、今だけなのか、今後も受け入れは難しいのか…慣れない子がいることもたしか。
新入りの彼は「こんなもの許せん」とばかりに、そっと近づける歯ブラシに立ち向かい続けています。
自分の手足よりも長い柄をくわえて、持ち上げる様子に「すごい!」と親ばか視点で大興奮でしたが…
このあと持ち去られそうになって、あわてて引き留めました。
子猫が一番母親になでられる感覚を恋しく思うのでは…と、わくわく、そわそわしていたのですが、今のところは「断固拒否」を貫かれております。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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