猫と花と暮らす、秋の庭。

こんばんは、ヤマネコです。

秋も深まり…かと思えば、今日は暑いくらいの一日でした。そしてこの季節、すこし庭の様子も変化しています。

秋になり、わが家の庭に増えた植物は…

  • ふじばかま(藤袴)
  • りんどう(竜胆)
  • なでしこ(撫子)
  • すずらん(鈴蘭)

いずれもホワイトカラーを中心に植えてもらいました。

なでしこ(庭)。

藤袴と撫子は、それぞれが秋の七草の一つです。春と違って「食べる七草」ではなく、花を見ることを楽しむもの。

ふじばかま(庭)。

特に藤袴は毒性があり、猫には危険な植物(クマリン中毒などを引き起こす一因となる)なので注意が必要。

りんどう(庭・開花前)。

竜胆は敬老の日に贈られることの多い花。根の部分が生薬として使われてきたそうです。

紫色が高貴とされていたようですが、わが家では白を選びました。

それからこちらはショップの画像ですが、ドイツすずらん。

鈴蘭はとても控えめな印象の一方で、強い毒を持つ花。猫に有害な植物としても代表的なものの一つです。

  • 日本在来品種の鈴蘭は、葉のほうが背が高くはかなげ。
  • ドイツ鈴蘭は、花茎のほうが高く伸びることもある品種。

最初は日本の鈴蘭に惹かれたのですが、毒があることを考えると「見える」ことも大事と思い、ドイツ鈴蘭を選びました。こちらもとても可愛い。

 

そんな鈴蘭はともかく、この中で「猫に安全な植物」があるかと言うと、私が確信を持って「大丈夫」と言えるものはありません。

比較的猫に安心な植物と言えば、「切り花の薔薇」と教えていただいたことがあるのを思い出しました。とげの処理が済み、種のない薔薇のことです(種子や、成熟していない実は有毒)。

もっと言えば、どんな植物でも有機栽培であることが望ましく、薬剤など使われていれば人によっては「危険」の評価だろうなと。

 

また薔薇も今後研究が進んで危険とされたり、別の植物が問題なしとされる可能性もあります。人間の健康に関わる医科学と違い、猫に関しての研究は進みが遅いのが現状。獣医さんも植物のスペシャリストではないので、「この植物が必ずNGか」というのは曖昧な部分も多いそう。

だからこそ猫のそばに居て、様子を観察して、異変があれば病院に連れて行く。私にはそれくらいのことしかできませんが、それが大切なことなのだと思います。

 

そして本当なら「花のない生活」をすることが、一番猫の健康を想っているのかもしれない。ただそれは悲しいし、すこし神経質すぎるかなと。

猫をとるか花をとるかという「0か100か」の選択肢だけではなく、共存という方法を自分なりに取り入れたいと思いました。

 

そんなわが家(猫は完全室内生活)のルールとしては…

  • 花はできるだけ外で楽しむ。
  • 持ち込む場合は、猫が自由に動ける場所に置かない。
  • 花瓶の水なども飲ませないよう管理する。
  • 一時的に触れさせた場合は事後観察をしっかりする。
  • 猫を連れて散歩する時は、一切目を離さない。

家の中であろうと、外であろうと「できるだけ触らせないように」と思いながら、以前アナベル(庭の花)をバスルームに飾りました。

植物を楽しむことをあきらめない。
でも、猫が過ごす場所にはできるだけ持ち込まない。

そんなルールで、四季を楽しむようにしています。

 

本日の猫。

最近の日課は、猫の肩や首などをモミモミすること。

首の付け根あたりをもむと、気持ちいいらしいのです。
(ゴリゴリでなく、プニプニと)

でも「やりやがったな…」という顔をされる。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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