こんばんは、ヤマネコです。
昨日もふれていたとおり防災訓練も兼ね、まずは災害用伝言ダイヤルを体験してみることにしました。
災害用伝言ダイヤルというのは、災害が起こった際、家族や友人に安否や居場所を知らせるために使うボイスメッセージサービス(録音可能なのは一回につき30秒間)。
番号は、市外局番なしの、171(使用・通話料無料)。
今はスマホも含め、固定電話や公衆電話からの利用が可能になっているそう。録音されたメッセージをパソコンから聴くこともできる(返信もできる)というのは最近知りました。
110番や119番のように覚えておくのがベストですが、最近では非常食のパッケージなどにもこの番号や使い方が書かれています。
そういった説明があるからなんとなく私にも使えるだろうという安心をしていたのだけれど、実際に体験したことがありません。定期的にお試し期間が設けられているということなので、とうとう試してみることに。
- 毎月1日,15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
引用元:NTT東日本公式サイトより
現在はちょうど防災週間に該当します。
結論としては、当然ながら難しいものではありませんでした。とはいえ私のように留守番電話でも緊張してしまう方であれば、事前に伝えたいことをメモなどにまとめておくといいと思います。
名前。場合によっては同行者。
今いる場所と、それぞれの安否。
次にいつ連絡(メッセージの録音)するか。
などなど、30秒のくくりの中で必要事項をはっきりとしゃべるだけ。
尚、お試し期間のメッセージは自分で消すことができないそうなので個人情報などを出さないよう注意しながら録音。再生したときに聞き取りやすく話せているか確認しておくのが良いと思います。
そうして試した上で、事前に確認したり決めたりしておきたいと思ったことが二つ。
- 必須:一人暮らし以外の親戚(ご家族)の、それぞれの代表電話番号。
- 任意:家族間でシェアする暗証番号(人に聞かれたくないメッセージのため)。
こちらもこの機に実践しました。
代表とする被災地の電話番号(必須)
171の利用時、重要となるのが被災地(被災してしまった知人)の電話番号。その電話番号が個人の住所やメールアドレスのような役割を果たし、特定の人にメッセージを届けることが可能になります。
ただ現代のように各自携帯電話を持っていると、どの番号を使うか迷うのです。以前なら当たり前のように固定電話でしたが、設置していないお宅も増えてきているし、私自身が年々使わなくなっているから。
また一家全員が親戚でも私個人が連絡をとるのは奥さんだけで、そもそも相手の固定電話の番号を知らないというお宅もありました。友達なら尚更そういう状況が多いです。
だからこそ懇意にしている親戚や友人とは事前に情報共有しておくのが理想的。
- 非常時は171を利用するつもりでいること。
- ご家族どの番号(固定電話や世帯主の携帯電話番号など)を使うのが適切か。
隣近所、地元の人たちとも離ればなれになる可能性はあり得るため、場合によっては身近な人との情報シェアも重要になります。
また自分たちが被災した場合に必要となるのは、やはり自分たち家族の番号。被災後すぐに家族全員そろうとは限らないため、これも固定電話を含めて誰の番号を中心に使うのか相談しておきました。
災害用伝言ダイヤルを使う場合の暗証番号(任意)
171は、被災地(特定の被災者やご家族)の電話番号を知っている人とだけ伝言のやり取りが可能というしくみ。逆にいえば、電話番号さえ知っていれば誰にでも内容を聴かれてしまうということ。
状況を考えれば多少の配慮はしつつも、名前、安否などを周知されることはメリットのほうが大きいと思います。それでも個人的なやり取りをしたい場合には四桁の暗証番号を設定することも可能だそう。
(171にかけてすぐ、録音、再生、暗所番号を使った録音、暗証番号を使った再生、の中から選択して進めることができます)
これは親戚とのシェアというより、必要に応じて家族間で決めておくのがいいかなと。たとえばどうしても情報が周知されることに抵抗があったり、思わぬ犯罪などに巻きこまれて困っていたり、予期せぬ状況がないとは言い切れないので、念のための暗証番号を決めておくことにしました。
留守番電話でも緊張する私は、こういった伝言ダイヤルというものを使うのもほぼ初めて。これを災害時に初利用するとしたら相当困ったと思います。お試し期間があることは知っていたけれど先送りにするばかりだったので、試しておいて正解でした。
自宅から無料で体験できるので、私のように不安な方にはおすすめしたいです。
※基本は「171」番にかけて、ガイダンスに従うだけです。
本日の猫。
今日はのんびりお昼寝中だった兄猫の隣で撮影させてもらいました。
そこに、そっと忍び寄る弟猫。
弟猫が去った後、別の兄猫が忍び寄る……みんな興味津々。
私のせいで兄猫のお昼寝を邪魔することになったのが申し訳なかったです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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