少し怖い、お客さま。

こんばんは、ヤマネコです。

今の家で暮らして、今月で丸九年になりました。

建て替えだったので立地や近隣環境にさほど大きな変化はないけれど、それ以前に暮らしてきた家とは勝手が違うことも色々。小さな不満がまったくないとは言いませんが、その一つ一つと向き合いながら解決していくことも含めて、暮らしの楽しみが途切れない家となっています。

(ちなみに冒頭の一枚はだいぶ前のおやつ写真、ローソンのバスチーです)

 

そんなわが家の、旧居にはなく、新居で追加されたものの一つが、カメラつきのインターホン。旧宅にも屋内外をつなぐ通話機能はあったけれど、今の家では念願の「カメラ」がつきました。

小さな建物なので、家のどこにいても玄関までの距離は長くて徒歩数十秒。でも「扉の向こう側に誰がいるかわからない」という恐怖は残念ながらゼロとも言い切れず、ワンクッションおく意味でもインターホンは便利な文明の利器でした。

(こちらはペットモニターで盗撮? した弟猫)

わが家のインターホンに付属したカメラは家の中から操作することもできるのですが、基本的には来訪者がベルを押すことでカメラ機能がオンになります。場合によっては居留守の判断も可能な仕様。夜などは屋内の照明で在宅状況が隠しにくいこともあるものの、わが家では夜間に急な来客(飛びこみ営業など)という経験があまりないので不便は感じずにすんでいます。

だから問題は日中のこと。インターホンのボタンを押した後に、カメラに映らない位置まで移動して待つ方、のことが以前から少し気になっていました。

 

最初は偶然かなと思っていたんです。

前にも書いたことがあるのですが、私自身がどこかのお宅にお邪魔してインターホンを押した後、すぐに反応がないと少し周囲をきょろきょろしてしまうことがあります。状況確認という気持ちもあるのだけれど、反応を待つ一分足らずの間は手持無沙汰で何をしていいかわからず、そわそわと動きたくなってしまう。そのせいでカメラの枠からはみ出すことがあるのかもしれません。わが家への来訪者も、そういった理由でカメラに映らない位置に立たれてしまうことがあるのかなと。

ところが、あるとき、毎回、ぜったいにカメラに映らないお客さまがいました。

その方はお約束をした上で来ていただいた、とある企業の営業さん。数年前のことで、当時十回程度はご来訪いただいたと思うのだけれど、100%インターホンのカメラに映らない。といっても映らないのは顔だけで、いつもインターホンが鳴った後はモニターの端に肩がちらりと見えるくらいの絶妙な位置に立たれていました。

誰かがいること、はわかる。
でも、誰なのか? はわからない。

このときは約束の上で来てくださっていたので毎回出ていたけれど、そうでなければちょっと怖くて、私は居留守をしていたかもしれません。

 

この営業さんに対して、あるとき思い切って聞いてみたんです。インターホンのカメラを避けていますか、と。実はたまたま「写真(に写ること)が苦手」という話になったので、その流れでちょっと無理やりながら質問してみたんです。

答えは、苦笑いしながら「すみません」とのことでした。

 

後ろ暗いことがなくても、一方的に観察されるようなカメラには映りたくない。その気持ちが私にもすごくわかります。街中にある防犯カメラも必要性は重々理解できるのだけれど、あちこちに設置されているのを意識してしまったり、不用意に映されたりすることにはどうしても抵抗がある。

だからインターホンのカメラを避けたくなる気持ちもわかるのだけれど、やはり迎える側としては、一人で在宅しているときに遭遇すると怖いなと。件の営業さんにも正直にそうお伝えしたところ、その次のご訪問時からは控えめながらインターホンのカメラに映ってくれるようになりました。

主義を曲げてしまうようで申し訳ないとも思いつつ、私としては本当にありがたかったです。

実はつい先日、久しぶりにそういう方(おそらく意図的に顔が映らないようにされているのかな? と思えるお客さま)がいらっしゃって、そのときはお約束もなかったので出るのをやめてしまいました。

映りたくない理由は人それぞれにあると思いますし、問いただしてみたら大したことではない場合のほうが多いのだろうなとも想像できます。でも、万が一のこともちょっと考えてしまうから。

扉や壁一枚隔てただけの場所に、どんな人がいるのかわからない。

それだけのことに恐怖心が生まれるのは悲しいこととも思うのだけれど、用心するに越したことはなく。だから逆の立場、自分がどこかのお宅にお邪魔した際、インターホンを押した後はカメラの前に顔を出してご挨拶をしようと改めて思うのでした。

最近はわざわざ隠れなくても、ほとんどの方がマスクをされているのでお顔が見えないパターンも多いです。でも、だからこそわざわざカメラを避けているのかな? と感じる方に「お顔(ないしお姿)を見せていただきたい」と思ってしまうのかもしれません。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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