素材にふれる、自家製コットン。

こんばんは、ヤマネコです。

何年か前にも家族がこっそり(?)育てているのを知って驚いた「綿花」を、今年も収穫していました。

 

昔ながらの「わた」といえば、私にとっては植物性の綿花。ただぼんやりとイメージはできても、そのしくみ(?)というか構造(??)のようなものはわからずにいました。

ここ数年で学んだのは、

  • 綿の植物は、60~150cmほどに育つ一年草(本来は多年草だが、日本の気候では冬に枯れてしまう)。樹木の「木綿(きわた・コットンツリー)」とは違う植物。
  • 花はハイビスカスに似た薄黄色で、花期は夏頃。
  • 一般的に「綿花」と呼ばれるのは、花の後についた実がはじけた綿毛。コットンボールとも呼ばれる。観賞期としては、花期の終わりから秋頃まで。
  • 綿毛の中には種子(直径5mmくらいの硬い粒)が含まれていて、より分けたものが「わた」として使われる。

などなど。私が想像していたものとはだいぶ違う部分がありました。何より「庭(関東)でも育てられる」というのには、目の当たりにした今でも驚きがあります。

そして、収穫した綿花がこちら。

左が綿花を摘み取っただけの状態で、右は「種子」を取り除いた状態のもの。

この種と分けるのがなかなか大変な作業なんです。種は綿毛にしっかり絡んでいて、ほぐしていくのにはかなりの根気と時間、そして手作業においては指の力が必要でした。

今回は素人の自家栽培品で少量だったからなんとかがんばれたものの、おそらく農家の方は専用の道具や機械を使って作業されるのだろうなと。

 

実際にこういう作業をしているうち、製品化された綿100%の生地などに「黒い点」が含まれているのを思い出しました。

綿花を加工する過程で残る植物の破片など、という説明を見聞きした記憶があったけれど、まさにこれなのだろうなと。

この黒い点、本当は取り除けるのでは? とか、自然の風合いを出すためあえて残しているのかな? などと考えていたことがあるのですが、作業してみてわかりました。

無理です。
取り除けません。

細かく除去していくことも可能かもしれないけれど、途方もない作業になります。はさみなどを使ってその部分だけ切ってしまうなら現実的ですが、できるだけ綿を千切らないように手作業でとなると、もう無理だと思う。とんでもない人件費のかかる綿になってしまう。この作業だけは機械任せにするのも相当難しいのでは、と。

どうしても黒点を消したいのであれば、漂白するのが一番簡単。でもそれですら中の屑が取り除けるわけではないので、綿素材の中には必ずといってよいほどこういった粒が(見える見えないにかかわらず)残っているのだと体感できました。

 

私の場合、衣類に関していえばおしゃれもお裁縫も苦手だし、なかなか熱意を傾けることがなかったのだけれど、こういった「素材」にふれあうことはすごく楽しいなと感じました。

今回わたとより分けた種は、蒔いて育てることも可能だそう。これも季節しごとの一つとして、来年以降にもつなげていけたらいいなと思っています。

 

本日の猫。

猫はお湯にさわりたい。

落ちても大丈夫(猫自身が気にしない性格)ではあるのですが……冬だから。寒いから。風邪ひいちゃうから。

今日から、お坊さんも走る12月。
みなさまもお風邪など召されませんように。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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