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簡単掃除、レンズ内側のほこり除去。

こんばんは、ヤマネコです。

ニコンのコンパクトデジタルカメラ、コンデジを愛用しています。

ブログ用、仕事の取材用、猫の成長記録用、ほとんどの写真を一台のコンデジで撮影しています。スマホのカメラ機能を使うこともあるけれど、容量を圧迫したりどの端末で撮影したかを忘れてしまったりするのであくまで補佐的な使い方。

  • パソコンへ取りこむことを前提にする写真撮影は、基本的にコンデジ。
  • コンデジが手元にないときや、スマホの中だけで扱うこと(壁紙にする、LINEで送るなど)を前提にする場合はスマホ。

そんな使い分けをしています。

 

そんな長年のおつきあいとなるコンデジには、不定期に現れる悩みがありました。コンデジという製品特有(メーカーや機種問わず)の問題のようなのですが、レンズの内側にほこりが入ってしまうんです。

これは過去の写真、写ったほこりを見やすく加工した一枚です。

こちらは壁をズームで撮影した写真。二枚の写真、ほぼ同じ位置に糸くずのようなほこりがたくさん入っているのがわかるかと思います。

 

レンズの内側、拡大された状態で写りこんでいるようで、実際には1mm以下の小さな繊維や粉塵のようです。だからこそすきまなく見えるカメラの内側に入りこんでしまう、本当に厄介な存在。

撮影時の角度や周囲の明るさによっても写りこむほこりの見え方が大きく変わるようでした。そのためちょっとした配慮でほこりが写らないようにもできるのですが(おそらく見えにくいだけ)、可能であれば取り除きたいのが本音。

 

あくまでほこりなので、何かの拍子に移動していたり、消えていたりということもあります。そうやって運に任せる以外はメーカーに修理(清掃)を依頼するしかないとのことで、実際、過去に二度製造元に送って内部清掃をしていただきました。

幸い保証期間内だったおかげか送料も含めて諸費用なし。二週間もしないうちに送り届けていただき、本当にきれいになっていたのでメーカーさんへも感謝しどおしです。

ただどうしても、数年もすれば同じ症状が再発してしまう。

 

不具合というよりは、使い方や保管の仕方の問題なのだと思います。

とはいえ普段はケースに入れていても使うときは取り出すしかありません。猫が走り回る環境、取材先のほこりっぽい建物内、そういう場所での使用をやめることもできません。

外側の汚れであればブラシやクロス、エアダスターなどの使用で対処しようもあるけれど、レンズ内のほこりはどうにもならず、発生自体も仕方がないものなのだろうなと。

 

そして今回、やはり同じような症状が再発してしまったタイミングでとうとうDIYでの分解清掃を試みることにしました。

これで壊してしまったらいよいよ本体の新調機会です。

 

ところが分解方法などをネット検索していた矢先、意外な対処法を見つけました。

それが掃除機を使ってほこりを吸い出すという方法。

先端のフロア用ノズル(T字部分)ではなく、それを外したアタッチメントの継ぎ目(ホース途中の円形部分)をレンズに直接かぶせるようにあて、ほこりを吸引するとのこと。

強引すぎる。
無茶すぎる。
どう考えても壊れそう。

そう思ったけれど、素人がコンデジを解体するよりはハードルが低く、「壊れたら新調」を合言葉に試してみたところ……

これは自宅の壁紙をズームして撮影した一枚。本当に成功したのでした。

 

おっかなびっくりで実践したので、実際には五回目くらいに成功しました。

  1. カメラを起動させ、レンズのズームを最大に上げる(レンズ部分を最大限伸ばす)。
  2. 突出したレンズ部分を、掃除機の円形ノズルにはめこむようにセット。
  3. 掃除機の吸引スタート。
  4. 掃除機を停止、カメラの液晶でほこりの存在を確認する。

あくまで吸うだけ。まずは数秒単位で試し、様子を見ながらほこりがなくなるまでくり返します。場合によっては吸引しながらレンズのズームを動かすと効果的だと感じました。

 

残念だったのがマキタのコードレス掃除機ではほこりの除去ができなかったこと。露出した床や引き戸のレールといったちょっとした溝のほこりなどは難なく吸いこめるのですが、カメラの内側のほこりを吸い上げるにはパワー不足のようでした。

また、メーカー(少なくともニコンさん)は推奨されていないので自己責任です。

ただ新調を視野に入れる段階で試すならやってみる価値は大きいかなと。自宅にある掃除機なので、際立ったコストもゼロ円。時間も最初はかなり慎重に(マキタの使用も含めて)三十分くらい右往左往していましたが、本来ならおそらく数分。掃除機を出し入れするのにかかる時間のほうが長いかもしれません。

 

二年半前にこのコンデジのバッテリーを純正品ではないものに交換しました。そのときにも「これで壊れたら買い替え」と思っていたのですが、気づけばそこから三年目。

だましだましの期間に入っているようにも感じるけれど、まだまだ現役でお世話になっているコンデジ。今後もしばらくはお手入れしながらおつきあいをお願いすることができそうです。

 

本日の猫。

両手におもちゃの弟猫。

赤いのは「おめで鯛」という、福袋に入っていたおもちゃです。

思いのほか気に入ってくれてやはり長いおつきあいになりそう。

よく見るとしっかり爪でホールドされていますが、お気に入りなのは間違いありません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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