献血の、好きなところ。

こんばんは、ヤマネコです。

少し前、久しぶりに献血に行ってきました。

献血が可能かどうかの条件はいくつかあって、私の場合は選択肢が成分献血しかありません。対応してもらえる場所も、身近な範囲では献血センターのみ。しかも電車を利用する距離になるのでなかなか頻繁に通えずにいるのだけれど、いざ出かける予定ができたとき、目的地付近にセンターがあれば可能な限り寄ってくるようにしています。

実は今回も仕事の関係で少々遠出をする機会があり、初めてのセンターにお邪魔してきました。

 

頻度は低くともなんとか続けている中で、献血をするメリットのようなものを考えることが増えました。とくに成分献血はベッド(リクライニングチェア)の上ですごす時間が他の人よりも長いので、ついつい色んなことに思考をめぐらせてしまいます。

とはいえ、あくまで、情けは人の為ならず。「メリット」が献血の目的になっては本末転倒とも思うのですが、私が考える一番大事なポイントは献血者の数が増えること。理屈よりも血液量だと今回は割り切りました。

というわけでいつものように一時間と少しかかった成分献血中、こんなメリットに思いを馳せていました。

  • 施設内が衛生的で快適。
  • 簡易的な健康チェックができる。
  • 記念品やコラボグッズなどをいただけることがある。
  • 「人の役に立てる」という実感を持て、自己肯定感が高まる。
  • セルフケアの見直し機会になる。

私が訪れたことのある献血会場は三ヶ所だけ。実際には他にもお邪魔したところがあるのですが、事前確認を怠ったために成分献血ができませんでした。ただ窓口を含めてすべての施設で清潔感が保たれていたなと。これは必然とも思えることだけれど、今の世情を考えても安心してすごせる空間だなという印象を持っています。

また施設内の空調設備も快適で、今回のセンターはドリンクも飲み放題。お金を入れずに利用できる自動販売機(自動提供機?)が設置されていました。

それから献血当日から数日後には、血液検査の結果をいただくことができます。私はウェブ会員サービス「ラブブラッド」に登録しており、ネット上でパスワードなどを入力して過去の結果も含めて閲覧できるようになっていました。前回との比較、基準値との比較、簡易的に健康チェックできてとても便利。

もともと自覚症状としての不調がないから献血に行くのですが、その再確認ができるのもありがたいなと思っています。

それから記念品やコラボグッズをいただけること。今回は写真に写っているドリップコーヒーなどのセットとは別に、持ち帰りのお菓子やペットボトル、あとはそのセンター固有のグッズなどをいただきました。

また不定期で芸能人やアニメなどのコラボグッズも配布されているそう。ただしほとんどの場合、そういうグッズを表立って全員に渡したり、センター内にポスターなどの掲示がされたりするわけでもなく、献血終了後の受付で「○○(コラボグッズ)がほしい」と申し出る必要があるとのこと。ウェブページなどで告知されているようなので、必要に応じて事前確認が必須となります。

(苦手な人への配慮なのだと想像していますが、少しだけ不思議でした)

あとは完全に自己満足ですが、自己肯定感が増すこと。正直なところ私が献血を続ける大きな理由の一つがこれです。

センター内の環境は快適だし、いただけるものが色々ある。でも一定時間拘束されることにもなるため、わざわざ献血に行く理由としては弱いのです。承知の上で通うのは、誰かの役に立てるかもしれない、もしかしたらいつか逆にお世話になるときがくるかもしれない、めぐりめぐってきっと自分のためにもなる、そんな皮算用が献血に通う気持ちの支えとなっています。

最後の一つはちょっと恥ずかしい話。

私は献血センターが近場にないため、大抵前日までには行く日を決めてしまいます。それにあわせて、腕の状態(主にムダ毛の処理)を確認したり、腕を出しやすい服を選んだり、メイクの仕方を見直したりしています。季節によっては上着を脱いだときに汗じみが、という場合もあるので様々なトラブルを想像しながらの服選び。

また以前はマスクをした状態で献血を受けると「顔色の変化を確認したいので外してほしい」と言われました。コロナ禍ではその声かけがなくなり、むしろつけておくべきだと考えていますが、いざというときのためにマスク下の肌荒れやメイクなどにも配慮するようにしています。

献血に行かないときはそれらを怠っているという告白でもあるので、この文章を書きながらもう少し気をつけようと思いました。

 

最初にも書いていますが、自分が考える善行に踏み出す理由はなんでもいいと思っています。私にも色々な思惑があるし、それが偽善だと言われたとしても、誰かの役に立つ可能性のある血液が少しでも増えるならそれで構わない。何よりも重視すべきは行動。私もそのつもりで続けています。

夏休み、お盆シーズンはとくに献血者が増えるそう。
逆に寒くなると減るのだとか。

献血センターはお邪魔してしまえば快適な空間なのだけれど、今は移動中がとにかく暑くて大変。私はもう少し涼しくなったらまた伺いたいなと思っています。

 

混雑を避けるために会員登録や予約をするとスムーズ。
ただし初めての場合は直接出向くか、電話予約のみ受け付けているそうです。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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