椅子を、乗りこなす。

こんばんは、ヤマネコです。

過去の購入品で今も毎日重宝しているものの一つに椅子があります。

2019年に購入し、フローリングの負荷を減らすためにキャスターを交換。その後なんの不具合もなく使っており、気づけば愛用を始めて三年目に入っていました。

 

キッチンのワークトップの下は収納スペースになっており、脚を入れる場所がありません。そのためちょっと作業はしにくいのですが、少なめの洗いものやお茶を淹れる作業、調理中の待ち時間などは椅子が大活躍。やりにくい、と言いながらも野菜の皮をむいたり切ったりすることも増えました。

とくに、立ち仕事中に猫が抱っこを求めてきたときは必須アイテム。

もともとこの椅子の購入理由が猫の存在だったのですが、想像を超える活躍具合を見せてくれています。

 

日々、この椅子に座ったままキッチンの中を右往左往することも増えており、本当に便利。その一方で、「少しだけ車椅子の暮らしを体感できる気がする」と考えることがありました。

実際の車椅子にはただのキャスターつきの椅子とは比べてはいけないくらい、もっと大変なこと、不便なことがたくさんあると思います。ただ私がこの椅子に腰かけて猫を抱いているときは、立ったり座ったりが気軽にできません。できないというと大げさだけれど、むしろ立たずにすむようにと用意した椅子なので、あえてしません。あくまで座ったままの状態であちこち動き回って家事をすませます。その流れ自体に、普段の暮らしの中での動きを制限されるという体験に近いものを感じられるなと。

ちょっとした段差、狭さ、高さ、そんなものが障害になる。
落としたものを簡単には拾えない。
一メートルの距離ですらすぐに移動できない。

自分の足で立って歩いているときには気づけない不便が多々あることを体感していました。

そうはいっても私の場合は、猫をおろせばすぐに解消できる不便。やはり本当にその生活を必要とされている方とは比べものになりません。

ただ、今後もし私自身や家族にそういう生活が必要となったとき、ここは通路としてものを置いてはいけないんだ(たとえばごみ箱や一時的に脱いだスリッパなど)とか、一番よく使うものはこの範囲の高さに収納すべきなんだとか、そういった生活のシミュレーションにはなりそう。

あとは地震が起こったとき、虫と遭遇したとき、猫がいたずらしているのを目にしたとき、どう動くか? 身近に何があれば便利か? などを考える機会にもなっています。

 

実際にそういう生活にならないうちに、すべてを車椅子仕様にするつもりはありません。この先、それとはまた違った工夫を必要とする生活が待っているかもしれないから。その時々で考えながら対応します。

でも災害時の避難訓練と同じように、いつもとは違う生活のイメージトレーニングをするのに思いがけない形でこの椅子が役立ってくれました。

これも猫のおかげ。

椅子は「立たずに動ける」という横着アイテムに他ならなかったはず。

でもせっかく使うなら様々な目的で活用できるのはありがたいなと思いながら、今日も抱っこをせがむ弟猫といっしょに座って家事をしていました。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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